23日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり170銘柄、値下がり50銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は小幅反発。22日の米国市場でNYダウは反発し、152ドル高となった。良好な経済指標や追加経済対策を巡る与野党の早期合意への期待が相場を押し上げた。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで84円高からスタート。寄り付き後は日本時間の本日午前に開催された米大統領選候補者のテレビ討論会の内容を見極めたいとのムードが強く、前場にはマイナスへ転じる場面もあった。後場に入ると討論会を終えたことで一時23587.90円(前日比113.63円高)まで上昇したが、上値追いの動きは乏しかった。
大引けの日経平均は前日比42.32円高の23516.59円となった。東証1部の売買高は9億6767万株、売買代金は1兆9159億円だった。業種別では、ゴム製品、空運業、鉱業が上昇率上位だった。一方、その他製品、精密機器、小売業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の50%、対して値下がり銘柄は45%となった。
値上がり寄与トップは中外製薬となり1銘柄で日経平均を約13円押し上げた。同2位はファナックとなり、ファーストリテ、ブリヂス、ダイキン、電通グループなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約29円押し下げた。同2位は日立が保有株を売却するとの報道が伝わった日立建機となり、エムスリー、アドバンテス、TDK、リクルートHDなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 23516.59(+42.32)
値上がり銘柄数 170(寄与度+130.75)
値下がり銘柄数 50(寄与度-88.43)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
中外薬 4281 125 +13.46
ファナック 21540 285 +10.23
ファーストリテ 72660 280 +10.05
ブリヂストン 3618 205 +7.36
ダイキン 19745 195 +7.00
電通G 3180 85 +3.05
バンナムHD 7845 79 +2.83
日東電 7350 70 +2.51
キヤノン 1730.5 44 +2.37
オリンパス 2027 16.5 +2.37
豊通商 3010 61 +2.19
ヤマハ 4915 60 +2.15
日産化学 5560 50 +1.79
KDDI 2770.5 8 +1.72
アルプスアル 1604 42 +1.51
エプソン 1087 21 +1.51
住友不 2955.5 42 +1.51
三井物 1804.5 40 +1.44
京成 3025 76 +1.36
ホンダ 2580 19 +1.36
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 28450 -800 -28.70
日立建 3050 -615 -22.07
エムスリー 6910 -60 -5.17
アドバンテ 5470 -60 -4.31
TDK 12310 -80 -2.87
リクルートHD 4244 -22 -2.37
太陽誘電 3870 -55 -1.97
花王 7637 -41 -1.47
日本ハム 4360 -80 -1.44
信越化 14445 -40 -1.44
7&iHD 3430 -36 -1.29
ソフトバンクG 7082 -6 -1.29
サイバー 6570 -150 -1.08
オムロン 7880 -30 -1.08
第一三共 2684 -9 -0.97
エーザイ 8330 -25 -0.90
セコム 8950 -25 -0.90
協和キリン 2606 -19 -0.68
イオン 2714 -18 -0.65
スクリン 5730 -90 -0.65