26日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり113銘柄、値下がり103銘柄、変わらず9銘柄となった。
日経平均は小幅反落。23日の米国市場でNYダウは反落し、28ドル安となった。ムニューシン財務長官が追加経済対策を巡る交渉について「依然著しい相違が残る」と述べ、早期合意への期待が後退した。ただ、主力ハイテク株の一角が買われ、ナスダック総合指数は0.4%の上昇。米国株が高安まちまちとなるなか、週明けの日経平均は4円高からスタートすると一進一退の展開となった。朝方に23572.60円(前週末比56.01円高)まで上昇する場面もあったが、後場に入ると小安い水準でこう着感を強めた。
大引けの日経平均は前週末比22.25円安の23494.34円となった。東証1部の売買高は8億0839万株、売買代金は1兆5929億円と8月24日以来の低水準だった。業種別では、サービス業、証券、その他金融業が下落率上位だった。一方、非鉄金属、電気機器、鉱業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の57%、対して値上がり銘柄は37%となった。
値下がり寄与トップはソフトバンクG、同2位はエムスリーとなり、2銘柄で日経平均を約60円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは資生堂で3.49%安、同2位はZHDで3.19%安だった。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテ、同2位は京セラとなり、2銘柄で日経平均を約47円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは東邦亜鉛で7.86%高、同2位は高島屋で3.40%高だった。東邦亜鉛は先週末に業績予想の上方修正を発表し材料視された。なお、上半期営業利益は従来予想の7.6億円から29.6億円に、通期では14.8億円から40億円にそれぞれ増額修正。
*15:00現在
日経平均株価 23494.34(-22.25)
値上がり銘柄数 113(寄与度+130.77)
値下がり銘柄数 103(寄与度-153.02)
変わらず銘柄数 9
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 73650 990 +35.52
京セラ 6251 160 +11.48
ソニー 8017 197 +7.07
信越化 14630 185 +6.64
KDDI 2798 27.5 +5.92
TDK 12470 160 +5.74
エーザイ 8451 121 +4.34
太陽誘電 3970 100 +3.59
ヤマハ 5010 95 +3.41
キヤノン 1788 57.5 +3.09
キッコーマン 5300 80 +2.87
バンナムHD 7912 67 +2.40
エプソン 1120 33 +2.37
日産化学 5620 60 +2.15
セコム 9008 58 +2.08
日清粉G 1666 46 +1.65
大和ハウス 2934.5 41.5 +1.49
ファナック 21580 40 +1.44
アドバンテ 5490 20 +1.44
富士フイルム 5434 37 +1.33
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 6888 -194 -41.77
エムスリー 6700 -210 -18.08
中外薬 4167 -114 -12.27
ダイキン 19460 -285 -10.23
リクルートHD 4151 -93 -10.01
資生堂 6641 -240 -8.61
オリンパス 1990 -37 -5.31
テルモ 3878 -27 -3.88
NTTデータ 1276 -19 -3.41
アサヒ 3479 -87 -3.12
花王 7551 -86 -3.09
トレンド 6050 -70 -2.51
コナミHD 4115 -65 -2.33
アステラス薬 1471 -12.5 -2.24
JPX 2560 -62 -2.22
東エレク 28415 -35 -1.26
楽天 1048 -33 -1.18
クボタ 1926.5 -26.5 -0.95
7&iHD 3404 -26 -0.93
サイバー 6440 -130 -0.93