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マザーズ指数は反落、巣籠り関連の一角が下落 値上がり率トップはマクアケ

 本日のマザーズ指数は、米マイクロソフトの決算でクラウド事業が好調に推移したことが好感され、続伸してスタートした。寄り付き後は、クラウド関連株が好調に推移したことで、一時は16.23pt高まで上昇する場面があった。しかし、BASEやメルカリなど時価総額上位の巣籠り銘柄が下げ幅を拡大したことが重しとなり、マザーズ指数はマイナスに転じて軟調な推移となった。後場に入り、AIinsideが値を消したことやフリーが下げ幅を拡大すると、相場は一段安となり16.89pt安まで下落する場面があった。なお、大引けでは下落した時価総額上位の銘柄が若干値を戻したことで、マザーズ指数も下げ幅を縮小して取引を終了した。マザーズ指数は反落、売買代金は概算で2404.28億円。騰落数は、値上がり101銘柄、値下がり218銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、21年9月通期予想で売上高を前年比60.4%増の51.72億円と市場予想の50億円を上回る数値を発表したマクアケが16%を超える上昇となった。また、マイクロソフトのクラウド事業が好調に推移したと決算で発表したことを受けJIG-SAWが思惑から13%を超える上昇となった。そのほか、KIYOラーニング、AmidAHD、バンクオブイノベが高い。一方、不動産業界全体のデジタル化の報道でリビン・テクノロジーズが業績への影響を懸念して9%を超える下落となった。また、直近IPO銘柄の需給悪化を嫌気して、タスキが9%を超える下落となった。そのほか、ヘッドウォータース、中村超硬、メドレックスが安い。

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