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マザーズ先物見通し:続落、センチメイト低下もデジタル化関連が下支え

本日のマザーズ先物は続落が予想される。28日の米国市場は、欧米で新型コロナウイルスの流行が再拡大しており、欧州最大経済国のドイツや第2位のフランスがパンデミック対策で規制を再び強化したため世界経済の見通しが悪化し寄り付きから下落した。大統領選への不透明感も手伝い投資家が保有株を手仕舞う動きに拍車がかかり終日軟調推移となった。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは下落した。本日のマザーズ先物は米国市場が大幅安したことや、ナイトセッションが24.0pt安した流れを引き継ぎ続落でのスタートが予想される。寄り付き後も、東証1部市場の大幅な下落により、投資家のリスクセンチメントの低下が見込まれていることから、上値の重い展開が続くことが予想される。なお、西村経済財政相が「1年で日本をデジタル化」と述べたと日本経済新聞が報じており、AIinsideや弁護士ドットコムなどデジタル化関連銘柄が、一定の下支え要因となることが期待される。本日の上値のメドは1220.0pt、下値のメドは1119.0ptとする。

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