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マザーズ指数は小幅続落、売り広がらず、直近IPO銘柄に買い

本日のマザーズ市場では、前日の欧米株の急落を受けてリスク回避的な売りが出た。ただ、マザーズ指数は底堅く推移し、後場にはプラス圏へ浮上する場面も見られた。日経平均が寄り付きを安値に下げ渋り、マザーズでもパニック的な売りは広がらなかった。売買代金はさほど膨らまず、米大統領選などの重要イベントを前に大方の投資家は引き続き様子見ムードだったと考えられる。短期の値幅取りを狙った物色は直近IPO(新規株式公開)銘柄やテーマ株の一角に向かった。なお、マザーズ指数は小幅続落、売買代金は概算で2060.17億円。騰落数は、値上がり140銘柄、値下がり175銘柄、変わらず14銘柄となった。
個別では、時価総額上位のフリー、ラクス、弁護士コムや、売買代金上位のGNIが軟調。ただ、時価総額トップのメルカリは小幅な下げにとどまった。また、メディカルNが利益確定売りに押され、下落率トップとなった。一方、時価総額上位ではBASEがプラス圏で取引を終え、JMDCは8%近い上昇。売買代金上位ではマクアケが続伸し、すららネットは大幅に反発した。また、直近IPO銘柄のカラダノートが上昇率トップで、Pアンチエイジはストップ高を付けた。

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