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マザーズ指数は大幅に3日続落、直近IPO銘柄など値を消す、Retty初値3割超高

本日のマザーズ市場では、来週11月3日に迫った米大統領選を睨み、買い持ち高を減らすための売りが広がった。前日は直近IPO(新規株式公開)銘柄の一角などに短期の値幅取りを狙った物色が向かったものの、本日はこうした銘柄が値を消し、投資資金の足の速さが窺えた。また、時間外取引での米株価指数先物の下落とともに日経平均が軟調な展開となり、新興株も一段と手仕舞いの動きが加速した。なお、マザーズ指数は大幅に3日続落、売買代金は概算で2398.16億円。騰落数は、値上がり26銘柄、値下がり300銘柄、変わらず5銘柄となった。
個別では、時価総額上位のメルカリやラクス、売買代金上位のマクアケやすららネットが軟調。これまで上昇基調が続いていたJTOWERなどは利益確定売りがかさんで大きく値を下げた。また、JTOWERとともにカラダノートやヘッドウォーターといった直近IPO銘柄が下落率上位に顔を出した。一方、時価総額上位でもフリーや弁護士コムはやや買い優勢。業績上方修正が好感されたJMDCは堅調で、Jストリームはストップ高を付けた。
なお、本日マザーズに新規上場したRettyは公開価格を約37%上回る初値を付けた。

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