マネーボイス メニュー

NY為替:全米におけるウイルス感染急増で円売り縮小

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円39銭から105円07銭まで下落し、105円12銭で引けた。全米で連日新型コロナウイルス感染者数が急増していることや、米10月消費者物価指数(CPI)が予想以上に低下したため、米国債利回りの低下に伴うドル売りやリスク回避の円買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1787ドルまで弱含んだ後、1.1818ドルまで上昇し、1.1808ドルで引けた。ユーロ・円は124円36銭まで上昇後、123円95銭まで下落。ポンド・ドルは1.3183ドルまで上昇後、1.3106ドルまで下落した。欧州連合(EU)離脱推進派内に亀裂が入り、ジョンソン英首相の上級顧問が辞任したほか、英国とEUの通商交渉を巡りEU高官らが英国との交渉に悲観的見方を示したとの報道を受けて、通商交渉の合意なき離脱への懸念が再浮上し、ポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.9165フランから0.9132フランまで下落。安全通貨としてのフラン買いが優勢となった。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。