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ダイコク電機—2Qは売上高が110.60億円、情報システム事業で利益が大幅改善

ダイコク電機は12日、2021年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比40.7%減の110.60億円、営業損失が2.24億円(前年同期は13.02億円の利益)、経常損失が0.18億円(同14.21億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.48億円(同9.12億円の利益)となった。

情報システム事業の売上高は前年同期比45.0%減の82.06億円、セグメント利益は同76.6%減の5.40億円となった。オンライン形式の展示会&セミナーの開催や、モバイル活用、その他経費の削減に努めたことから、セグメント利益は期初予想を大幅に上回ることができた。

制御システム事業の売上高は前年同期比23.8%減の28.58億円、セグメント損失は0.05億円(前年同期は0.66億円の損失)となった。パチンコホールで新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために休業や時短営業が行われた影響により、各遊技機メーカーは新作タイトルの販売は延期され、市場全体のパチンコ遊技機販売台数は大きく減少した。当事業も表示ユニット、制御ユニット、部品販売ともに前年同期を下回った。

2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比15.0%減の280.00億円、営業利益が同72.1%減の4.00億円、経常利益が同70.1%減の5.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同71.7%減の3.00億円とする期初計画を据え置いている。

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