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日経平均は136円高でスタート、ファーストリテやファナックなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26043.45;+136.52
TOPIX;1740.36;+8.55

[寄り付き概況]

 17日の日経平均は136.52円高の26043.45円と続伸して取引を開始した。前日16日の米国株式相場は続伸。ダウ平均は470.63ドル高の29950.44ドル、ナスダックは94.84ポイント高の11924.13ポイントで取引を終了した。新型コロナウイルスの来年に向けたワクチン実用化が現実味を帯び、見通しが改善し寄り付きから大きく上昇した。バイデン氏が議会は速やかにパンデミック経済救済策を成立させる必要があると主張したことも後押しし、終日堅調推移となり、ダウ平均株価指数は日中取引で史上最高値更新した。

 米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。日本でも米モデルナが開発中のワクチンに関して良好な試験結果を発表したことが好感され、株価支援要因となった。一方、札幌で不要不急の外出・往来の自粛を要請する方向となるなど、足元の新型コロナ感染拡大に対する警戒感が一段と高まっており、また、11月に入って昨日までで日経平均が3000円近く上昇していることから高値警戒感も意識され、上値抑制要因となったが、寄付き段階では買いが優勢となった。

 セクター別では、空運業、保険業、倉庫運輸関連、銀行業、その他製品などが値上がり率上位、精密機器、情報・通信業、食料品、小売業、医薬品などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ファーストリテ、ファナック、武田薬、OLC、キヤノン、三菱UFJ、オリックス、安川電、東エレク、アドバンテスト、TDK、SUBARU、三井物産、資生堂などが上昇。

 他方、ソフトバンクG、トヨタ、ソニー、キーエンス、ZHD、リクルートHD、ホンダ、チェンジ、エーザイ、SMC、HOYAなどが下落している。

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