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年末年始はチャンスかも。かわいい子に一人旅をさせる注意点とは?

年末年始に里帰りを考えている方も多いと思いますが、もしかしたらお子さんの一人旅デビューのチャンスかもしれません。無料メルマガ『子どもが育つ「父親術」』では、一人旅の意義、そして初めてお子さんを旅に出す親への注意点などが記されています。

かわいい子には

今日は「かわいい子には旅をさせよ!」のお話です。

私事で恐縮ですが、ここ数年、うちの息子・娘は長期休暇にキャンプ(専門の団体が運営していて、子どもだけ預けて参加させてもらうキャンプ)に行くのが大好きになっています。

また、昨年末には、息子が初めて祖父母宅へ1人で行きました。自宅を出て駅まで行き、電車を2本乗り継いで、向こうの駅で祖父と落ち合うまでの1時間ちょっとの行程です。

これまで何度も私と一緒に通ったルートですが、出発前日には自分で乗り換えを再確認してメモにしたり、祖父に待ち合わせ時刻を連絡をしたり、万一遅れた時の対応を私に相談したり、かなりの集中度合いを見せておりました。

私としては、このへんは事前準備なしでトラブルに遭遇してくれても大歓迎なのですが(笑)。

こうして息子の一人旅を歓迎したり、私自身も子どもの頃にあちこちに一人旅に行かせてもらっていたりしているわけですが、一人旅の最大の良いところは、「経験の密度が違う!」こと。

親と一緒の旅行だと、どんなに「子どもに自分でやらせる」とのポリシーだったとしても、子どもの中には「できる限り自分で=できないことは大人に」との意識が残ります。

それが一人旅では自然と「何があっても、自分で対処しなければならない!」になる──これは、大人が思う以上に、子どもにとって大きな大きな違いです。

きっと、初めてのチャレンジを完遂するまでは「もし、何かあったらどうしよう???」との不安が常に付きまとっているはず。

でも、経験を重ねるにつれて「何かあっても、大抵のことは対処できるさ!」に変わっていくもの。

このプロセスを経て、子どもは大きな自信を得ることができるのです。

ただし、その「チャレンジ」にいつ臨むかは、子ども1人1人に適切なタイミングがあります。

自分から「チャレンジしてみよう」と思えるだけの経験・環境だったり、そもそも旅に出ること・電車やバスなどに乗ることへの関心の強弱だったり、どの子にも個別のタイミングを決める要素があるということ、しっかり心に留めておいてくださいね。

間違っても「親から『1人で行ってみなよ!』とけしかける」なんてことはしないように!

私自身は小学校1年生の時に東京→伊豆に初一人旅に出ましたが、それは6歳上の兄と一緒に何度も「子供だけ旅行」を経験するチャンスがあったから+私自身が電車に乗ることに関心が強かったから。

今回、うちの息子が1人で行く決心をしたのも、サッカースクールまで1人で往復する経験(自転車で20分のわずかな距離ですが、帰りの暗い夜道も1人です)をしたり、親と一緒の時も自分で切符を買ってみたりするなどの小さなチャレンジを積み重ねる機会があったから。

単に巡り会わせだけの問題でもあるので、「△年生なんだから」「××歳なのに」などの親の勝手な思い込みにはご注意くださいね。

いずれ子どもは、親を離れて1人で旅をして、生きていくようになるもの。それまでの長くて短い間、一緒に過ごせることを楽しんで、もし子どもが少しずつ親を離れるチャレンジを始めたら応援して、とのスタンスで、温かく見守ってあげていただけたら、私もうれしいです!

image by: Shutterstock

 

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