それともう一つ、Windows PhoneはAndroidやiPhoneと違ってOfficeと完全連携しているのでビジネスユースに最適です。
例えばAndroidだとエクセルとか読めはするけど編集は出来なかった。それがWindows Phoneだとその場で編集出来て、PC並みに動くようになります。
また、これまでWindows Phoneが流行らなかった最大の理由は「アプリがなかったから」です。
アプリのメーカーさんはたくさん売れないとペイしないので販売台数の少ないWindows Phoneには供給してなかったんですね。
だからLINEアプリも通話ができなかったり、Facebookアプリも2年ぐらい前はMicrosoftが提供していたものすごく使い勝手が悪いものでした。
ところがWindows10 mobileは、Androidのアプリをそのまま使えるような仕組みが入ってるんですよ。
Androidで開発したアプリが、Microsoftの互換性の検証の後、そのままWindows Phoneで動くようになる。という風に掟破りになり、Windows Phoneにも多くのアプリがすぐに供給されるはずです。
AppleはこれまでSIMフリー端末も供給してますけど恐ろしく高額でした。MicrosoftはWindows 10から無償提供になり、ビジネスモデルを変えてきています。だから端末も安く出来るようになった。Androidと競合できるわけです。
となると今度は結構Androidが食われるのかなと思います。Androidの一番だめなところはGoogleの審査が甘いので、危険なアプリが混じることです。
しかし、WindowsのMicrosoftはこれまでずーっとウイルスなどに攻撃されてきた歴史があるので、基本的にすごくセキュリティに関しては慎重です。
今後いきなりドカンとくるとは思わないけど、まずはビジネスユースで、会社で支給するなどの需要でWindows Phone十分アリ。
SIMフリーならMVNOのSIMで安く運用する企業も出てくると思いますね。
image by: Windows Phone公式
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著者:永江 一石
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