元旅行読売編集長が耳打ちで教える、お得でオイシイ温泉宿の愉しみ方

 

安くて美味い!塩原温泉オススメのお店

さて、そこでおすすめのお店の紹介である。

まず、宿から歩くと15分ほどかかるのだが、それでもおすすめしたい店が「くいものや 花水木」である。

この食べログの評価得点は低すぎると思う。 僕はもう20年ほど前から塩原に通っているが、塩原に泊まる時には必ずここへ飲みにいく。

くいものや 花水木 外観

(お店の外観はこんな感じ)

食べログで「イタリアン」に分類されているが、それは店主がもともと東京・麻布のイタリアンで修行をしていたからで、確かに洋食が中心メニューではあるが、地元の人は気の利いた居酒屋的に利用している。

夜は何しろ地元の客が多い。 そして、ナニを食べても本当にうまい。それでも、カウンターもあって、1人でいってもくつろげる。 ボラれない。

くいものや 花水木 店内

(帰る間際に撮影した店内。 奥に見えているのがマスターだ)

この日は、古くから交流のある観光協会の職員(男女各1名)と会食。

男性職員は自宅が白河で、車で帰るというのでウーロン茶を注文。 他の2人は生ビール540円を1杯ずつ。 そして僕は「天鷹生酒」1080円1本。さらに日本酒の冷やを2合徳利で2本もらい、ぐいぐい飲む。女性職員の方はひたすら生ビールをジョッキで流し込んでいる。

つまみの方は、座ってすぐにお通しが3人分、別々の料理で登場。

お通し 画像

(お通し3種。 焼きナス茗荷、ゴーヤーチャンプル、ナスとピーマンとカボチャの揚げ浸し。 これで3人分)

ほかにイチオシの「和牛のたたき玉ねぎポン酢」972円、当日のおすすめ料理から「鯛と野菜のカルパッチョ」972円、「きのこサラダ」648円、そして僕の大好きな「クリームコロッケ」756円を注文。

和牛のたたき 鯛と野菜のカルパッチョ 画像

(和牛のたたきと、奥が鯛と野菜のカルパッチョ。 盛りつけもきれい)

きのこサラダ 画像

(きのこサラダ)

クリームコロッケ 画像

(クリームコロッケ。 ホワイトソースも手作りで、中はとろとろだ)

ほかにサービスで出てきたもつ煮込みや、ピザをつまんで、お会計は3人で1万円ちょっとだった。 うむー実にリーズナブルだ。

マスターの実家が元・肉屋だったこともあって、肉料理はピカイチである。和牛ステーキ丼1836円などの食事ものもそろっているので、下戸にもお勧め。

 ここで皆と別れ、帰りに、もの語り館の隣、宿から徒歩すぐのところにある居酒屋「九ちゃん」へはしご酒。 ここは夜12時までやっているので、遅くチェックインした時にも重宝するはず。 やはり地元客に人気の店だ。

居酒屋「九ちゃん」 外観

(赤い看板が目印だ)

 名物は「ぼてじゅう」という、お好み焼きにチーズがかかったようなオリジナル鉄板焼き。 見た目はソース味が濃いように思えるが、意外にあっさりしていて、ぺろりと食べられてしまう。

ぼてじゅう 画像

(名物のぼてじゅうは、中550円、大650円。 写真は大)

 ここでもエビスのグラス生ビール450円1杯と、「天鷹」純米酒450円1杯、「陸奥八仙」特別純米550円を飲み、鹿刺しと馬刺しの盛り合わせ1500円を注文。 帰りに漬け物盛り合わせ500円とおにぎり2個500円をお土産にしてお会計は4320円だった。 安いねえ。

馬刺し盛合わせ 画像

(鹿刺しと馬刺しの盛り合わせはかなりボリュームがある)

やたらに食って飲んだ一夜で、翌朝は予定通り9時過ぎに起床。

10時過ぎにチェックアウト、帰る途中のガストでモーニングを食べた。

ガストのモーニングメニューはやたらに安い。 朝食はこれくらいでいいのだ。

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