5,000円で外苑前~恵比寿をぶらり。日常的な「プチトリップ」のススメ

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いつも来ているような場所でも目的が変われば見え方も変わります。普通に過ごす日常の中では気づかなかったことも、“旅”という形で新たな魅力に出会えるかもしれません。今回のメルマガ『中村洋太の「5000円で旅する東京」』では、著者である中村洋太さんが5000円を片手に握りしめ、外苑前~恵比寿周辺をぶらりと散策。決められた金額の中でどんな旅を楽しんだのか、写真と共に振り返ります。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:5000円で旅する東京 Vol.6 外苑前~恵比寿編

5000円で行くぶらりグルメ旅【外苑前~恵比寿編】

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今日は外苑前駅からスタート。いつも通っているスタバで仲良くなったパートナーの彩乃ちゃんが、表参道(最寄り駅は外苑前)にあるアサイーボウルの人気店「TOKYO JUICE」でも働いていると知り、訪ねてみました。

ところで昨年末、2024年度の流行語に「アサイーボウル」が選出されたのを見て、「どうして今頃?」と思いました。アサイーボウルはずっと前からあったはずです。日本で食べる機会はほとんどなかったけど、ぼくは2015年に訪れたハワイで初めて食べました。でも確かにおいしいんですよね。そのとき、ポキ丼やガーリックシュリンプとともにハワイの大好物になりました。

昨年アサイーボウルが再流行したのは、とくに若い世代での健康志向の高まりや写真映えすることなどが大きな要因としてあったようです。アサイーボウルのお店が増えているなか、この「TOKYO JUICE」は人気店のひとつだそうで、表参道、麻布台ヒルズ、広尾、代々木と都内に4店舗を構えます。

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今日は定番メニューの「オリジナルアサイーボウル」(1,700円)を注文しました。

アーモンドミルク、アサイー、イチゴ、ブルーベリー、バナナをシェイクしたものがボウルのベースにあり、そこにトッピングとして自家製グラノーラ、バナナ、生アーモンド、ブルーベリー、カカオニブ、アーモンドバター、蜂蜜が載っています。プラス100円で自家製ピーナッツバターも追加しました。

正直かなり高級な朝ごはんだなと思ったのですが、おいしいし、食べ応えもあるし、素材も良いし、健康的だし、気分は上がるしで、納得感の得られる商品でした。リピーターが多いのも頷けます。彩乃ちゃんがお店のもうひとつのウリである「クレンズジュース」も試飲させてくれて、こちらも栄養たっぷりで元気になれるドリンクでした。朝から良いスタートを切れました。彩乃ちゃん、ありがとう~!

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この彩乃ちゃん、先週でこのお店とスタバのバイトを辞めて、今年3月から世界一周の旅に出かけます。今は企画書を作って旅の資金を募っている最中なので、「世界一周の動機」を読んで共感していただけたら、ぜひこちらのフォームより応援よろしくお願いいたします!

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続いて表参道、南青山をぶらぶら散歩してやってきたのは、「岡本太郎記念館」です。入館料は650円。2025年は大阪万博が注目の大規模イベントですが、1970年にも大阪で万博が開かれました。そのときランドマークとなった「太陽の塔」を建てたのが、芸術家の岡本太郎。この記念館は、1996年に84歳で亡くなるまで、岡本太郎のアトリエ兼住居だった場所です。

1954年から40年以上、彼はここで生活していました。美術館ほどの規模はないですが、1階と2階、そして庭園に、彼の作品が所狭しと並んでいました。写真撮影OKなのも嬉しいです。ぼくは手の形をしたユニーク椅子が気に入りました。ショップには彼の著作も多く並んでいました。『自分の中に毒を持て』は、会社員時代のぼくが大きな影響を受けた本。少し長くなるので、のちほど「今週の本」でも紹介したいと思います。

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岡本太郎記念館を出て、骨董通りと直交する道をまっすぐ南下していくと、恵比寿駅に着きます。その道の途中には、「Harlow ICE CREAM」というアイスクリーム屋さんや、日本美術を所蔵する「山種美術館」など気になっているスポットがありました。今回は素通りしましたが、またいつか訪ねたいです。

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20分ほど歩いて恵比寿駅周辺に着き、スタバのRちゃんがおすすめしてくれた「うどん山長」でランチすることに。行列ができていましたが、10分ほどで中に入れました。海外のお客さんもちらほら。結論から言うと、最高のお店でした。せっかくなので単品ではなく、「山長ひと通り」(2,000円)というランチのお得なセットを注文。このコスパの高さに驚きました。

まず前菜として、だし巻き玉子、漬けマグロ、牛すじ煮込みが出され、「おいしいなあ」と思いながら食べているとメインの料理が登場。「こんなに??」と驚くボリュームです。

うどんは「鰹だれ」「胡麻だれ」を両方味わえる「おためし」を選択。天ぷらはーーー。(『中村洋太の「5000円で旅する東京」』2025年1月21日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください)

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