元旅行読売編集長が耳打ちで教える、お得でオイシイ温泉宿の愉しみ方

 

食事がつかないからこそ、自分のペースで宿泊できる

宿の夕食がつかないということには、もう一つメリットがある。宿の大浴場というのは、たいていの客がこぞって夕食前に入浴するものだ。よって、夕方5時半くらいというのはどうしても人でごった返す。ところが、このプランには夕食が付かないから、他の客が夕食を食べている時間、6時半くらいには大浴場をほぼ独泉状態で利用できる

本当に、全然、人がいない。 この広いお風呂いっぱい、全部オレのもの

朝食の時間についても同様である。 皆が朝食を食べている8時半過ぎは、大浴場もがら空きだ。 実にゆったり、のんびりと湯に浸かることができる。

そもそも僕は、旅館の朝食の時間について、相当昔から大きな疑問と不満があった。 朝食時間は8時をベースに、その前後30分くらいの3パターンから選ぶようになっていることが多いわけだが、最も遅い8時半に朝食を食べるとすると、部屋食だと8時には起こされて布団を上げられてしまう。8時朝食だとすれば、起きるのは7時半だ。

僕は男だからまだいいが、女性などは化粧をしたりしないといけないので、さらに早起きをしないといけないそうである。

 今の僕はフリーランスなので、別に平日に何時に起きたってかまわないが、かつてサラリーマンだったころは毎日8時に目覚ましをかけていた。つまり、自宅で仕事に行く日に起きる時間よりも、休みで温泉宿に泊まりにきている日の方が起きるのが早い(よくても同じ時間)、ということになる。

これでは、なんのための休日かわからない。 朝飯なんか別にいらないから、休みの日くらいゆっくり寝かせろと思う人も多いはずである。だいたい、起きてすぐに朝飯なんか食べられないっていう人も多いのでは?

そこへいくと、素泊まりであれば9時過ぎまではゆっくりと寝ていられる。この宿はチェックアウトが10時なのでこの時間だが、11時チェックアウトの宿であれば、10時過ぎまで惰眠をむさぼれるわけだ。

仮にそれで朝風呂に入りそびれても、塩原には200円くらいで入浴できる共同湯や露天風呂があるから、そちらにのんびりと入ればいい。 

このような考えであれば、夜の飯はけっこう遅くまで飲んだり食べたりして、休日の晩餐をゆっくりと楽しむことができる

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