【大胆提案】プレゼンを断った企業名と担当者名は公表するべきだ

 

社内レベルでもそういう情報を共有すると、ものすごく変わるかもしれません。

A社のBさんが飛び込み営業を断ると、大抵の場合は、「A社に得体の知れない案件を、俺がブロックした」などという使命感をBさんが持ってしまいがちです。これらも全て、社内で共有するのです。

「こういう案件が飛び込み営業で持ち込まれたが、BがA社の名で、こういう理由で断った」ということを、きちんと社内でも公表してみる。そうすれば、Bさんの判断力は鍛えられるし、社内の他の人間にも「うちにはそういう案件がもたらされるのか。だったらこういう商売もできるのではないか」と新しいビジネスモデルを発想するきっかけになります。

大切なのは、「断ること反対することは誰にだってできるという意識です。誰にだってできることに時間をかけるならば、そこの部分のクオリティを上げる努力をするべきで、そのためには、判断の責任を重くする、という工夫もできますよ、という話です。

自分は、何の責任も取らず深い考えもなくただ反対しただ拒否しているだけの仕事をしていないか。それを常に意識しておくといいでしょう。

【今日の発想源実践】(実践期限:1日間)

・他社から案件が持ち込まれた時、「こういう場合は必ず断る」「こういう場合は必ず上に上げる」というルールを、きちんと明確化してノートに書く。

image by: Shutterstock

 

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