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さらば夫婦げんか。ツノもカドも立てずに済む魔法の言い回しとは

職場でも家庭でも、人に注意をしたり無理なお願いをするのは気まずいものですよね。けれども、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』で紹介されている「言い回し」を使えば、すんなり相手が受け入れてくれる可能性が大、だそうです。ぜひ実践してみてくださいね。

カドやツノを取るには

さて、本日はツノやカドのお話。

仕事だけでなく家庭内でも、もう少し違う言い方をしてくれたら違う言い方ができたらと思うシーンってあるものですよね。その一方で、相手にとっては聞きにくい…、もとい聞きたくないコトでも言わなきゃならないモノもありますね。

このふたつを満たす言い方って難しいと思うんですよね。厳しい内容を言うときには、つい言葉自体もキツくなってしまうものです。で、相手との関係にヒビが入ったりしてね。

ところが、このあたりの兼ね合いが天才的な人ってたまにいますね。以前勤めていた会社にいました。カノジョが言うとナンとかなっちゃったりするんですよ。

でね、カノジョの言い方を注意深く聞いていて気がついたことがあるんです。ひとつは「要件はびしっと言う」ことです。言わなきゃならないコトは、文字どおり相手のイタイところをえぐるような言葉でも、ちゃんと言うんです。聞いていてこっちの方がヒヤッとするくらいなんです。ところがね、この次がすごいんですが、相手の人柄には優しいんです。これ、ちょっと説明しましょう。まずそもそも「要件と人格を区別している」ってことです。それ自体、意識しないとできないものです。

嫌いな相手にはキツイ言葉、好きな相手には優しい言葉みたいになっちゃうもんですよね。つまり相手の人格というか好悪の感情が要件にヒモ付けられちゃっているんです。あるいは、要件の厳しさが相手を傷つけるのではないかと心配するんですが、これも相手との人間関係に引きずられていることに変わりはありません。

実は、これこそが「カドやツノが立たない話し方のコツ」なんです。家庭でもそうですが、相手になにか注意するとき、あるいはムリめのお願いをするときに言いにくく感じるのは、実は心の中で「要件と好悪や人格を区別していないから」です。これをそもそも区別することがポイントなんですよ。

これを区別したうえで

みたいに言うとイイんです。ま、私の同僚はそんなふうに話していました。厳しいハナシを聞かされただけで、相手は少し凹んでいるものです。ちょっとした気遣いを見せることで、そこをうまくフォローするのでしょう。

家庭内でも、なにか家事を頼むとき、日常生活の悪い習慣を改めて欲しいときなど、こういうシーンってたくさんありますよね。うーん、たとえば

「疲れているのに悪いんだけど、洗濯ものたたんでくれない?」
「忙しいと思うんだけど、来週末は家にいて欲しいの」
「面倒くさいかもしれないけど、脱いだ服は洗濯かごに入れてね」

…うーん、私の同僚ほどうまく言えないわ(苦笑)。こういうスキルは、関係性が濃密で永続的な家庭内のほうこそ役に立つんです。だって会社なら人間関係が悪くなっても、最後は辞めればすみますけど、親族や家族はそうはいかないモンね。

カドもツノも立たない話し方。区別して気遣って、今日も気持ちよく話し合いたいですね。

image by: Shutterstock

 

システマティックな「ま、いっか」家事術
食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。
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