「民泊」が老後の蓄えになる?シニアの未来は明るい、これだけの理由

 

そして、こういった自宅マンションの活用方法は、私が、考え続けていたマンションの再生の資金を年金暮らしの人にどう負担してもらおうかということの一つの答えにもなります。もし、月1万円、修繕積立金の値上げができたら、いろいろなことができます。でも年金暮らしの人にとって月1万円の値上げは簡単には受け入れらないことでもあります。もし、年間20万円部屋が稼ぐことができればそれが解決するのです。

でも、築40年の郊外型団地じゃ無理…と言われそうですがそんなことはありません。マンションの立地で、それなりの活用方法があります。私の夢想は無限に広がっていますので、それは、またの機会に。

で、重要なのは、こういった試みについて合意形成できるコミュニティの信頼関係があるかどうかです。そして、住民のことを考えないただビジネスのための民泊利用がずるずる始まってしまうのを絶対に認めないということです。それを防ぐことができるかどうかも、結局、コミュニティ次第。隣に誰が住んでいるかも知らないようでは防ぎようがないのです。

居住用マンションとしての価値を守りながら、新たな付加価値を生み出せるかどうか…。その決め手はやはり「コミュニティ」なんです!

image by: Shutterstock

 

まんしょんオタクのマンションこぼれ話
マンションのことなら誰よりもよく知る廣田信子がマンション住まいの方、これからマンションに住みたいと思っている方、マンションに関わるお仕事をされている方など、マンションに関わるすべての人へ、マンションを取り巻く様々なストーリーをお届けします。
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