完璧な「良い親」になろうとすれば、かえって子供が苦しむことになる

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食べこぼしをしたり、おもちゃを片付けない子供にイライラして感情的になって叱ってしまい、そんな時「ああ、なんて心が狭いんだろ。もっと良い親にならなくちゃ…」と反省した経験はありませんか? しかし、 無料メルマガ『子どもが育つ「父親術」』によると「完璧な良い親」になろうとすることが、むしろ子どもを苦しめる結果になるとか。ダメ親であることを受け入れ、ある「一つのこと」を守るほうが子育てには良いそうです。果たして、その「一つのこと」とは何でしょうか?

ダメ親、OK!

子どもを育てる親は誰でも、良い親でありたいと思う気持ちを持っているもの。しっかりしなきゃ、ちゃんと面倒見なきゃ、ガミガミ言いすぎないようにしよう、もっと遊んであげなきゃ…。

ただ、意志・気持ちはあっても、実際には完璧には程遠い…と感じる時も、ありますよね。今日お伝えしたいことの1つは、「いつでも『しっかりした親』『ちゃんとした親』である必要はない」ということ。

もともと親だって1人の人間です。自身の性質・経験・スキル・環境・制約があるのだから、「いつでもちゃんと」なんて絶対に不可能。無理をして頑張ったところで、長続きはしませんよね。

だから、「しっかりした親」「ちゃんとした親」でなくてもOK。もっと言えば、「ダメ親」と思えるような状態でもOKです。

ただ、いつでも「誠実」であることだけ、忘れずにいれば。

・家事がちゃんと片付かない日がある。というか、片付く日の方が少ない。
・要領・段取りが悪いせいで、子どもとの約束が守れなくなってしまった。
・バタバタしていて、子どもの話に対して上の空。
・イライラして、感情的にわめいてしまった。

こういったことがあったとしても、大丈夫。

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