秋の果物の代表といえば桃や栗、柿などがありますが、「桃栗三年柿八年」ということわざの続き、ご存知でしょうか。無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では諸説あるその「正答」が紹介されています。
桃栗三年柿八年…続きは?
先日、近所の方から栗をもらった…ということで、ゆがいて早速いただきました。栗、やっぱり美味しいですね。梨も美味しい季節になりました。まさに食欲の秋です。
さて、この栗ですが、「桃栗三年 柿八年」と言われるように、本当に実がなるまでに三年かかるのでしょうか?
調べてみると、JAグループ福岡のホームページに記事がありました。
実際、桃や栗は約三年、柿も約六、七年かかるそうなので、だいたいは合っているようです。
「実を結ぶまでに桃と栗は三年、柿は八年かかる」ということから、「物事が成就するにはそれ相応に時間がかかるものだ」ということを教えることわざですが、この続きがあることはご存知でしょうか?
原田知世主演の『時をかける少女』(1983年)の冒頭で出てきます。保健体育の授業のシーンで、先生が「ゆずは九年でなりさがる」と続きを紹介し、教室が爆笑。その上で「次は?」と聞くと、原田知世が
梨の馬鹿目が十八年!
と答えてまた爆笑…というシーンがあります。映画の中では、幼い頃の記憶としてこの歌を歌っていた…という設定になっています。
続きについては色んな説、パターンがあるようです。先ほど紹介したJAグループ福岡のページでは、「梅は酸い酸い十三年」など、いくつか別のパターンを取り上げています。
食欲の秋、いろんな食べ物が食卓を飾ると思いますが、こんな感じで何かしらのことわざに言われているものが出てきたら、それを調べてみると新たな発見があるかもしれませんね。
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