この目ヂカラ。たった一枚の写真でスターになったお茶売り青年

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パキスタンのあるイケメン「チャイワラ(お茶売り)」の写真がインスタグラムに投稿されたところ、一気に拡散され、ついにモデル契約にまで発展しました。それだけではなく、この青年、長年のインド、パキスタン問題の緩和にも一役買っているようです。

青い目のイケメン、インスタでスターに

10月19日、The Guardian誌は、インドとパキスタンの間でセンセーションを巻き起こした、あるチャイワラ(お茶売り)について報じました。

今回の騒動の主役はパキスタンのイスラマバードで働く18歳の青年、アルシャド・カーンさん。

 

Jiah Ali (Javeriah)さん(@jiah_ali)が投稿した写真

ある写真家が、10月14日にマーケットでお茶を売る彼の写真を撮影し、インスタグラムに投稿したところ、6日間で2万7千以上の「いいね!」を集め、彼を一瞬にして、パキスタンと、隣国のインドで有名人にしてしまいました。

チャイワラとはインドやパキスタンの路上で紅茶(チャイ)を売る人(ワラ)のこと

彼の月給は6000ルピー(約9300円)であったとパキスタンのメディアでは報じられています。

インタビューでは、「自分は学校へ行った事もない」、「ツイッターやインスタグラムというメディアについては知らなかった」とも話しています。

そんな状況が一転して、SNSを通じて有名人になった彼と写真を撮りたいと大勢の人が押し寄せ、さらには彼をモデルとして起用したいという話までもが舞込みました。

カーンさんは取材陣に対して、注目を浴びて嬉しいという気持ちを伝えると同時に、それでも仕事中は写真を撮らないで欲しいと話したとのこと。

プロフェッショナルな対応に、好印象を抱いた人もいたようです。

数日後、イスラマバードを拠点にするオンラインショッピングサイトのFitin.pkは、彼をファッション・モデルにした起用した写真を掲載しました。

 

インドとパキスタンは、カシミール地方の領有権をめぐって対立しており、9月には武装集団によるインド軍の駐屯地であるウリでの攻撃で、同軍18人の兵士が死亡。

これに対して、インドがパキスタンへ報復攻撃を行ったことで両国間の緊張が高まっていました。

不穏なニュースが流れる中、たった一人のチャイワラがこの緊張状態を緩和したという喜びの声も、ツイッターを通じて流れています。

image by: Instagram
source by: The guardian/ BBC News/ The times of India/ Wikipedia/ Samaa TV/ Tajzia PK

文/長塚香織

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