冷房でこわばったカラダをリセット。お家でできる簡単解消法

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連日つづく猛烈な暑さに、体が溶けてしまいそう!ついつい室内でエアコンを求めてしまうのは、仕方のないことですよね。でも、冷房でカラダが冷えると色んな弊害が!今回は冷房による「体のこわばり」の解消法を、『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』からお届けいたします!

夏の疲れの反り腰・チェック

夏の暑さやエアコンの冷え、立て続けにやってきた台風の影響など。 今年の夏の土用は、疲れをかかえこんでいる方がめだちます。 街中を行きかう人の姿をながめていると、皆さん前傾姿勢でたおれこむように歩いています。 体幹部がこわばり・ちぢこまっているかたが多いようです。
今週は夏の疲れを早めにチェック!腰の反りで、夏の疲れのステージをはかることができます。

夏の疲れの反り腰・チェック法

1.就寝時に布団の上であおむけになります。
  ※立って壁に背中を寄りかけてもよいです。
2.腰骨と肩甲骨が布団や壁にペッタリつくかどうか、チェックします。 腰骨と肩甲骨が、布団や壁に力みなく、ペッタリつくようなら夏の疲れはたまっていません。

肩甲骨がつかない場合
めまい・耳鳴り・眼精疲労・息切れ・気力がわかない・立ちくらみ症状に、注意しましょう。 精神的な緊張やストレス・暑さの影響で、息抜きすることができません。 力をぬくことなく過ごしているので、就寝中も身体がこわばり、眠りが浅いので寝不足気味。

腰の背骨がつかない場合
腰痛・足腰のだるさ・むくみ・便秘下痢・動悸・手足の痺れ症状に、注意しましょう。 運動不足や内臓機能の低下・エアコンの冷えの影響で、身体がなかなか整いません。 代謝が落ちたカラダは、過食・過労・不摂生をおこしがちに。

夏の疲れの解消法

毎日疲れをため続けるカラダは、なかなか回復→リセットされません。 支えるために、背中がそりかえっていきます。 じつはお腹のこわばりが原因。 お腹の筋肉の緊張をゆるめてやると、内臓の働きがたかまり代謝がよくなります。 固くなった横隔膜もゆるむので、呼吸が深くなり、疲れにくくなります。

・半身浴をしながら、お腹のマッサージ
・日中や就寝時に、腹巻を巻いて過ごす
・冷たいものの飲食や肉類・アブラをふくむ食事をひかえて、きのこや海藻類などの食物繊維を積極的にとる
・足をのばしたまま床に座り、アキレス腱・ふくらはぎ・ひざ裏・太もものうしろ側をストレッチする

夏の疲れがたまっていない人は、腹式呼吸を意識的におこないましょう。 腹筋のバネが丈夫になると、内臓の働きがたかまり代謝がよくなります。 ちょっとした隙間時間にトライするだけでも効果的。

image by:Shutterstock

 

『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 Vol.126より一部抜粋

著者/のぶ先生
臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。
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