現実味が増してきた「トランプ大統領」、彼の性格が分かる特徴8つ

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アメリカ大統領選がいよいよ目前に迫っています。選挙戦終盤まではヒラリー氏が優勢と見られていましたが、「FBIがメール問題の捜査を再開」との報道以降、急速にトランプ氏の支持率がアップし現段階では五分五分、どちらが勝ってもおかしくない状況となっています。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では、著者の北野幸伯さんがマイケル・ダントニオ氏の著書をひきながら、トランプ氏の特徴について分析しています。

トランプの心理、8つの特徴

世界最大の「リアリティーショー」アメリカ大統領選。もうすぐ結果がでます。トランプにセクハラされた女性が11人も登場し、「ヒラリー勝利は確実か!?」と思われた。しかしここにきて、「FBI、メール問題の捜査を再開」というニュースが出て、トランプ、ヒラリーの支持率がほとんど並んでいます

ところで、過激な発言で知られるトランプさんは何を考えているのでしょうか? BBCニュース11月2日付に、「8つの特徴」が載っていました。「The Truth About Trump(トランプの真実)」の著者マイケル・ダントニオさんのインタビューがもとになっています。

トランプの心理、8つの特徴

1.過去について話すのが好きではない

どうして「いつも今が第一」なのかと問われたトランプ氏は、「僕は過去にこだわらない。そこが気に入らない人もいる。僕は未来のことを考えている」と答えた。

 

「過去から学ぶが、過去にこだわらない。それはとても大事な教訓だと思う」とトランプ氏は述べ、さらに「反省しないし、ほかの人にも反省してほしくない」と付け加えた。
(BBC News 11月2日)

これ、日本にとってはありがたいですね。というのも、日本は常に、「過去にこだわりつづける国々」からの攻撃にさらされているからです。

「反省しないし、ほかの人にも反省してほしくない

これも、日本にとってはありがたいです。というのも、日本は、戦後70年経っても「反省が足りない!」と言い続ける国々からの攻撃にさらされているからです。

2.けんかが好き

ニューヨーク市クイーンズ地区で過ごした幼少期について聞かれ、「いつもとても反抗的だった」とトランプ氏は答えた。

 

「あまり当時のことは話したくないんだ。でもとても反抗的で、自分はこうするんだと決めて譲らなかった」

 

「けんかが大好きだった。いつも大好きだった」と述べ、「どんなけんかでも。どんなけんかでも大好きだった。体を使うのも含めて」と補足した。
(同上)

そんな感じがします。ヒラリーさんとのやり取りをみていて「ケンカ慣れしている」と思いました。

過去の卑猥な発言の録音が公開されると、「あんなのはロッカールームの会話に過ぎない。俺は口でいうだけだが、ビル・クリントンは実際にやっている。だから、俺よりずっと悪い。ヒラリーは、ビルの犠牲者を虐待した。もっと悪い」などと言っていました(テレビ討論を思い出しながら書いているので、正確な訳ではありません。念のため)。

さらに、セクハラの犠牲者が次々と名乗りを上げると、「嘘つきだ!」と一蹴しました。日本人でもアメリカ人でも、もうギブアップしているところでしょうが、彼はあきらめません。やはりケンカ慣れしているのでしょう。

3.失敗を受け入れるのが嫌い

倒産を何度も経験しているものの、トランプ氏は「失敗は一度もしてない。いつも失敗を成功に変えてきたから」と話している。
(同上)

これは、成功する人の典型的な特徴ですね。発明王エジソンも同じようなことを言っていました。

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