「あれしちゃダメ」という叱り方が、子供の未来と親子関係を壊す

 

さらにひと工夫して促す

「単純に促す」にひと工夫するとさらに効果的です。いくつかありますが、一つめは「ハードルを下げて促す」です。「宿題、今のうちに半分だけやっておこう」「手伝ってあげるから、一緒にやろう」のように言えば、取りかかりやすくなります。

二つめは「ユーモアで楽しく促す」です。「二倍速のはや回しで着替えよう」「いつまでも寝てるとパパがくすぐり妖怪になってくすぐるよ」のように言えば、楽しい気持ちで素直にやれます。

三つめは「選ばせて促す」です。「食べてから勉強する?勉強してから食べる?」のように聞いて子どもに選ばせると、自分で選んだという責任が生じて、それが実行につながります。

四つめは「時間を示して促す」です。「はやく着替えなきゃダメでしょ」では漠然としていますが、「8時15分に着替え終わるよ」と明確に示せば時間を意識して動けるようになります。

五つめは「ゲーム化して促す」です。「はやく歩きなさい」ではなく「駐車場まで競走だ」と言えば、大いにその気になります。

「はやく上手にたためるのはどっちかな?ママと競争」「片づけっこ競争、用意、ドン」「何分で着替えられるかな?時間計るよ。用意、ドン」なども使ってみましょう。

最後に付けくわえます。親の言葉は子どもにうつりますので、親が静岡弁なら子どもも静岡弁になります。親が否定語弁なら子どもも否定語弁になり、親が肯定語弁なら子どもも肯定語弁になります。ですから、親の言葉を変える努力は待ったなしでお願いします。

初出『月刊サインズ・オブ・ザ・タイムズ(福音社)』2014年10月号

image by: Shutterstock

 

 『親力で決まる子供の将来
5年連続でメルマガ大賞の「教育・研究」部門賞を受賞!家庭教育メルマガの最高峰。教師生活23年の現場経験を生かし、効果抜群の勉強法、子育て、しつけ、家庭教育について具体的に提案。効果のある楽勉グッズもたくさん紹介。「『親力』で決まる!」(宝島社)シリーズは30万部のベストセラー。
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