給料2倍は不可能ではない。武田教授が解説する「景気は気から」法則

 

日本人が求める「豊かな生活」はどうすれば手に入るのか?

それでは、いつでも「国民が豊かな生活をしたい」と思ったらできるかというとそうでもありません。第一の条件が「その国にお金がある」ということ、第二に「生産力がある」ということが大切です。この場合の生産力というのは工場でものを作る以外に、サービス、つまり電車を走らせるとか、ディズニーランドがあるなどのサービスも含んでいます。

たとえば、アメリカですが、アメリカは給料を上げるために

  1. 国民がジャンジャン消費する
  2. 世界の基軸通貨であるドルをもっているのでお金が必要となったら印刷すれば良い

という2つの条件を満たしていました。だから、カードを使って借金をしながら豊かな生活をしたのです。

池田首相の時の日本はどうだったかと言うと、日本人が貧乏だったので、お金が入れば使ったというのが第一、第二に日本は生産力があったので、テレビが売れればまたすぐ作り、高速道路もドンドン整備していくことができたのです。つまり、アメリカは「消費意欲とドル」、日本は「消費意欲と生産力」という条件が整っていたからです。

現在の日本はどうでしょうか?

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中部大学教授の武田邦彦です。主に環境問題や資源に関して研究を行っております。 私のメルマガでは、テレビや雑誌新聞、ブログでは語ることが出来なかった原発やエネルギー問題に鋭く切り込みます。

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