ただ、はじめにお話しした通り、いくらスキルを駆使しても、嫌悪感を抱かれていたらアウトなんです(T_T)。マッチングとかミラーリングとかペーシングとか、スキルはなんでもそうですが、相手に嫌悪感を抱かれたらアウトなんです。
人が人を嫌いになる要素ってたくさんありますが、ざっくり言うと、相手の価値観を逆撫でしなければ、そうそう嫌われることはないと思ってます。価値観の中には「ルックス」も入っていて、これってかなり好き嫌いの重要なファクターになります。ただし、ここで言っているルックスには身体的な特徴は含んでいません。
例えば外見的なことで言えば、
- 髪型
- 身なり
- 姿勢
- 表情
などは、先天的な「センス」はあるにしても、後天的にいくらでも磨けます。ここで言っているルックスとは、そうした後天的に磨ける部分のことです。
例えば、僕の価値観では、初対面の人とビジネスの話をしようとする時に、シワがクシャクシャよって、ボタンが欠けてて、首回りが真っ黒になって、異臭を放つワイシャツを着ている人の話を聞こうとは思いません。ラフな格好でも、カチッとした格好でもどちらでもいいですが、清潔感がないのはNGです。
また、仕事柄、人を観察することが多いのですが、靴の踵の減り具合なんかも、僕の場合は気になるかな~。歩いていれば踵が減るのは当たり前なのですが、踵全体の1/3くらい急角度で減っていたりする人を見ると、「靴を履く前に、踵に注意を払う余裕がないのかな…」とか思っちゃって会話に集中できなくなるんです。あ、ルックスでいうなら「鼻毛」も僕的にはアウトですね^_^;;
こんなふうに人それぞれ色々な価値観を持っていると思いますが、これらは「ほぼ無意識にジャッジしちゃている」ものなので、なかなか止められないんですよね…。「おい!そういうお前はどうなんだ!」と言われそうですが、上記の点くらいは、一応気を配っているつもりです\(//∇//)\
ですから、コミュニケーションスキルで影響を与える以前に、こうした価値観のフィルターではねられてしまうと、スキルの影響を及ぼせなくなるわけですよ。