店舗を構えるビジネスでは店舗販売が主体で、宅配をしているとしてもそれは付随サービスという位置づけの場合がほとんどですが、今後はそれが変わっていく可能性があります。店舗は倉庫の位置づけで、宅配が主たるサービスというビジネスモデルが台頭する可能性があります。
マクドナルドが6月29日から「UberEATS(ウーバーイーツ)」経由での宅配サービスを一部店舗で開始しました。吉野家は「出前館」での宅配を一部店舗で開始しました。大手各社が宅配ビジネスを強化しています。
宅配ニーズは確実に高まっています。とはいえ、店舗が完全な倉庫になることはあり得ないでしょう。店舗で購買したい人はたくさんいるでしょうから。
ただ、宅配の進展で店舗の倉庫化が一定の範囲内で進むことは間違いありません。今のところ大手企業での動きにとどまっていますが、やがて中小規模店にもその波が押し寄せてくる可能性は十分あります。フーマーはベンチャー企業で大手ではありません。フーマーが成功すれば、その波は世界の中小規模店に波及する可能性があるといえるでしょう。
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『女子大生のハンバーガー店経営物語』
(クリエイションコンサルティング)
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