ちなみに、多分トイレ掃除はかなり難しい部類でしょう。時間も掛かるし、トイレという心理的なハードルもありますからね。お子さんのレベルにも依りますが、アサインしない方がブナンなんじゃないかと思います。
そして、これをやらせる側の親がキモに命じておくことがあります。家事をやらせる側の心得としてキモに命じておきたいのが、必ずやらせることです。ズルけてやらなかった場合でも、大人がやってはいけません。
ここはぐぐぐっとガマンして、そのまま家事を渋滞させるんです。ゴミを集めなかったら、そのままゴミだらけの部屋になるんです。で、ゴミだらけの部屋を見せながら
- やらなかったから、こうなったんだよ
- ちゃんとやりなさい
と叱ることです。いや、思い切り実体験を元にして言えるんですが、こういう姿勢はとても大切です。
コドモはもともと家事の手伝いなんか大嫌いですよ。進んでやるわきゃありません。まあ、自主性を養うのが目的のひとつなんですから、やる前から自主性があるはずないんですよね。
むしろコドモらしいずる賢さで、なんとかサボれないかなあ・・・・・・(`~´)と考えを巡らしているものです。おそらく夏休みの間に遅かれ早かれ、サボるときは来ます。このとき、うっかりやってしまわないことです。やれば必ず味をしめ、次からは「このくらいはセーフ」として徐々に大胆にサボるようになっていきますから。
いや、コドモのころ同じことを考えて実行してみましたが、ものの見事に玉砕したので、よく分かるんです(^Д^)。
夏休みに私が毎日家族の朝食を作ることになったんですが(いや、そうしなさいと決められただけですが)、そりゃもうイヤでイヤで( ̄∇ ̄)。で、私がズルけて作らなかったりすると、誰も作らないし食べない(◆_◆;んです。父は母に作るよう言わないどころか、私を叱るんですよ。もう逃げようがないんだなって悟って仕方なくイヤイヤ毎日朝食を作りました( ̄∇ ̄)。まあ、今となっては良い思い出です。
そろそろやってくる長い闘い。それは、お子さんの自主性と家事を身に付けさせる研修期間なんだと思いますよ。
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