MAG2 NEWS MENU

意外と知らないタオルの寿命。買い替え時の目安はどのくらい?

表面に、洗っても落ちない正体不明の「黒いポチポチ」がついたタオルを使っている方、ちょっと危険かもしれません。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者・真井花さんが、ほとんどの方があまり気にしない「タオルの寿命」について記しています。もちろん、「黒いポチポチ」の正体も…。

タオルの寿命

さて、本日は毎日使うタオルのお話

毎朝飽きて真っ先にやることと言えば、洗顔ですよね。日本人でコレをやらない人はまずいないと思います。フランス人じゃあるまいし。…あ、いや、フランス人は水質が悪いので、洗顔をめったにしないというハナシを聞いたことがあるだけですが( ̄∇ ̄)。ホントなんでしょうか。

洗った顔をタオルで拭いて…むっ、くんくんくん! こ、このニオイは生乾きの…!!

みたいなことになると、朝の目覚めも台無しですよね。洗顔に限らずタオルは清潔でふかふかであってほしいもの。ところが、タオルをなかなか取り替えないご家庭もあるようなんです。タオルにも寿命ってモンがあるんですよ。いつまでも使ってちゃダメなんです。

ちなみに、タオルには敏感なところといえば、ホテル。ホテルのタオルがヘタレていると、もう次には泊まりたくなくなりますよね。そんなホテルでは、タオル交換の目安を洗濯30回としているそうです。うーむ、そう言われているようですが、安ホテルではもっとずっと洗濯しているように思うなあ。それとももともとタオルの質が悪いのかしら(?_?)。

じゃ、洗濯30回って、どのくらいなんでしょうか。仮に7枚タオルがあって、1日1回取り替えるとしましょう。1週間で1回転するわけです。この場合、1枚のタオルを1週間で1回洗濯するわけですから、1枚のタオルの寿命は30週、約7ヶ月くらいということになりますね。実際には、タオルの枚数がもっとたくさんあってローテーションが長かったり、取り替える頻度がもっと多くて洗濯回数が多くなる家庭もあるでしょう。そういうデコボコを考慮すると、半年以上1年未満でしょうか。なんか妥当な感じがしますよね。

この基準からすると、数年使っているものはそれだけでアウトってことになりますね。しかもタオルは、購入する以外に簡単な贈り物としてもらうことも多いものです。

白いタオルで社名入りのヤツとかありませんか(^Д^)。こういうヤツも去年のイベントのモノはセーフですが、それ以前のモノはアウトですね。

ま、これは洗濯回数からの目安なんですが、これ以外にタオルの状態から見分ける方法もあります。たとえば

うーん、こっちの方が分かりやすいと思われる方も多いでしょうね。安いタオルと高級品は、自ずと品質が違うから、洗濯回数だけよりこういうタオルの状態も考慮したいですよね。

「生地が薄くなってきた」と「ゴワゴワ」は、言わずもがなですね。生地の寿命が尽きてきているんです。他の二つ、これはちょっと別の意味でマズい。「黒いポチポチ」って、これは黒カビ(●_●)です。これで身体や顔を拭いているとカビをくっつけまくっているので、皮膚の弱い人は肌が荒れたりニキビがヘンなとこにできたりしますよ。「赤っぽく」っていうのは、黒カビの一歩手前です。

これは、フツーの洗濯ではまず落とせません。上手く漂白したりすれば、回復する可能性もありますが…。なので、黒ポチやら赤やらが広範囲にあるようなら、これは諦めて処分した方がいいでしょう。

タオルにも寿命がある。黒ポチや赤が出る前に、30回くらい洗濯したら、ウェスにしちゃいましょう。

image by: Shutterstock.com

真井花(まないはな)この著者の記事一覧

食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 システマティックな「ま、いっか」家事術 』

【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け