「目的」と「目標」の区別のつかない上司が会社を潰す明確な理由

 

だからこそ、経営者や幹部は、自分の発言が目標にばかり視点を置いたものになっていないかどうかに気をつける必要があります。店長や現場スタッフは、上司の発言によって大きく行動が変わります。「目標」に視点をおいた発言、例えば、

「とにかく売上をあげるために、どんなお客でもいいから引っ張ってこい」
「なんでこんなに原価や人件費がかかるんだ。こんな時間、お客が来ないんだから、一人で営業しろよ」

というような「内向き店都合」の発言が多くなっていると感じているのなら、あなたの店・会社はとても危険。今すぐにでも「目的」を意識した発言に変えましょう!

また、多くの場合その目的は「経営理念」にあるはず。つまりは、日々「経営理念をスタッフに浸透させることが、売上や利益を上げる最も効果的な方法とも言えるでしょう。

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