ダボス会議から聞こえてきた「米中貿易戦争」開始の合図

 

テスラの問題か?

米中貿易戦争と同時に、米国の株価が急騰している。米国政府やFRBは、あまりにも早い市場の沸騰を抑えることが必要であるはずが、急騰を促進するような政策をトランプ政権は出している。

FRBも米国債を大量に買うことになり、量的緩和となる。金融相場を継続させることになる。業績相場の上に金融相場を継続させることは、バブルを一層膨らませることになる。

現時点、株屋の踏み上げの段階にあるともいえる。儲かると庶民に株を持たせて、株屋は空売りして短期に大もうけをする仕組みである。1989年年末の日本の株価操作を米国証券会社は告白している。これと同じようなことをしているように感じる。

その株が下げる切っ掛けは何かと考えるとテスラの可能性がある。破綻を避けるために、テスラの身売りが近いような気がする。しかし、買う企業があるかどうか?

もし、米国の株バブル崩壊になったら、世界に波及するので、その面でも大変である。二重の意味で米中貿易戦争は見ていく必要がある。

さあ、どうなりますか?

 

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