本当に効率良い?いま流行りの「マルチタスク」に弁護士が疑問符

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インターネットやSNSの普及で、今や「マルチタスク」と呼ばれる同時並行の作業スタイルが定番化しています。ビジネス書などでも「有能」「効率的」という意味で紹介されることが多いですが…、無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』の著者で現役弁護士の谷原先生は、「生産性が高いように見えているだけで、実際は一つの仕事に集中した方が効率が良い」との異論を唱えています。

マルチタスクはやめよう

こんにちは。

弁護士の谷原誠です。

最近、「マルチタスク」という言葉をよく聞くようになりました。もともとは、パソコンの性能向上に伴い、ソフトを多数立ち上げ、同時に作業することが一般的になったことから注目されるようになった用語。転じて、パソコンに限らず、様々な仕事を同時に行うスタイルを指す言葉として定着しています。

パソコン上で文書作成をしながら、エクセルも同時に立ち上げ、新着のメールもチェックするといったことは日常茶飯事。また、その間も、手書きの作業をしたり、部下に指示を送ったり、電話対応したりといった、アナログな動作を同時に行っている人も多いと思います。

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