目からウロコな夫婦円満の秘伝の書を役所でもらえるって本当?

 

んじゃ、どーするのか。

そんなお互いの実家を知るため&大切にするためにビックリなオススメが戸籍謄本を遡って取り寄せることです。いや、ホントです。

戸籍謄本って見たことありますか? パスポートを取ったり、婚姻届を出したりするときに必要です。でも、それ以外ではあんまりお目にかからないかも。

あ、ちなみに住民票とは別モノですよ。住所と戸籍は別概念で、すっっっごくザックリ言って

  • 住所の証明書=住民票
  • 戸籍の証明書=戸籍謄本

っていうカンジです。

で、この戸籍には、誰がいつ生まれて誰と結婚して、誰がいつ死んで・・・という身分関係の事実が延々延々と記録してあるんです。つまり

  • あなたの生まれた日 と 父母
  • 父母の結婚した日 と 母方の父親の名前
  • 父母の生まれた日 と その父母(=祖父母)
  • 祖父母の結婚した日 

で、、戸籍を見てみると、自分の分の生年月日や結婚日はともかく、あとは両親、祖父母くらいまでしか知らない( ̄∇ ̄)ということに愕然とすると思います。祖父母にしたって、遠くに住んでいたり早くに亡くなっていたりすると、うっすらとしか覚えていません。まして、その上の代である曾祖父母や大叔父や大叔母になったら、もうほとんど歴史上の人物( ̄∇ ̄)ですから。そんなの見て何が楽しいの?( ̄0 ̄)? と思われるかもしれません。が、しかし、ハッキリ言えますが楽しいんですよ。あ、いや、楽しいっていうのとは、また違った感情かもしれません。そこに記載されている誰か一人でも結婚前に死んでいたり子供を持たなかったりしたら、相手は今ここにいないんですよ。生まれないんだから当然です。顔も知らない「ミツ」とか「達造」とか、みんな生きて、愛して子供を為して死んでいったんです。そう思うと、相手の存在と背後にある長い家族の歴史と連綿と続いた文化が無言の圧力で迫ってくるんです。……素直に大切にしてあげようっていう気持ちになるんですよ、その圧力を前にすると。これは繋がった戸籍を見たことのある人でないと解らない感覚かもしれませんね。

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