どうした習近平。米国の対決姿勢に焦り軍事行動をエスカレートか

 

これまでのメルマガでも述べてきたように、何の実績もない習近平が毛沢東に並ぶ独裁権力の獲得と神格化を目指すからには、目に見える成果が必要です。しかしトランプ大統領には追い込まれ、一帯一路もうまくいかないならば、あとは軍事的な虚勢を張り、南シナ海を実効支配し、台湾統一に着手したかのようなポーズをとるしかありません。

4月27日には南北首脳会談が開催され、その後、5月末か6月初旬には米朝首脳会談が開かれる予定です。アメリカも朝鮮半島へのプレゼンスを高めてくるでしょう。

陣取りゲームの行方はまだ予測不能ですが、トランプの北朝鮮戦略と中国への対決姿勢の本格化が習近平の焦りを引き起こしていることは間違いありません。ここ数週間でアジア情勢が大きく動くと思われます。

 

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