接続料をやめてしまい、卸の基本的なメニューだけにして、あとは交渉次第で、MVNOへの料金を決めればいいのではないか。
大量に帯域を調達するMVNOはボリュームディスカウントによって割安で回線を借りられるようになれば、結果としてMVNOが負担するコストは下がる。
接続料という厄介な計算式があるから、3社で競争が起きないわけで、卸による自由な料金設定であれば、3社で大型案件の取り合いが起きるのではないか。
携帯電話の法人市場においては「損して得取れ」ではないが、各社とも割引しまくって、回線を獲得するというのも珍しくない。
意見交換会では「接続料をどうすれば、高止まりの状況を変えられるか」という議論が進むが、いっそ「接続料の存在を根本から見直す」という考えにはならないものだろうか。
image by: image by: Shutterstock.com
ページ: 1 2