なぜ大成功したレストランの店長は、断固として視察を拒否したか

 

視察に行って「食べ放題が流行っている」を学ぶところからスタートすると、あくまでそれは他人の考えの延長線上にしかすぎないのです。その場合初動はうまくいっても展開の段階で必ず詰まる。なぜなら、自分で全体像を描けてないから。人まねの弱点はそこにある。

何でも自分で呻吟して、さらにいえば血のションベンするくらい考えて、初めて自分のものになる。教えを乞う前に、いや教えなど乞わないで、自分の頭で考えよう。

彼は言った

「おれは何を食いたいかを自問してみた。おれは色々な肉を値段を気にせず腹いっぱい食いたい。その結果、食べ放題というアイデアが浮かんだ。次にお客さんが喜ぶかを考えてみた。おれが客ならうれしい、というのが答えだった」

シンプルだ。困った時は何をしたいのかそれでお客様が喜ぶか。そこから再スタートすればいい。主人公はお客様。そこをいかに喜ばすか。真実はシンプル。

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【著者】 前沢しんじ 【発行周期】 ほぼ 週刊

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