「WEBマーケティングさえ完璧なら」という企業が陥る落とし穴

 

■WEBマーケティングの成果

リスティング広告は、検索ページの上部にある広告ゾーンに広告主のページアドレスが表示されるしくみになっています。一見、検索ページと同じように見えますので、興味のある人は思わずクリックをしてしまうかもしれません。これもWEBマーケティングの専門家にとっては、得意中の得意技です。

リターゲティング」という広告手法もあります。これは、あなたがあるサイトのページを見たとき、別のサイトに移っても前のサイトの会社や商品が小さく表示される広告手法です。しばらくの間追いかけられている気分がするので、個人的には好きな広告手法ではありません。

また「リマインダー」という広告方法は、アマゾンでよく経験されているように、個人の好みを分析して商品を勧めてくる手法です。当然、広告ですからどれもそれなりの費用がかかります。

その次は「コンバージョン率」です。これが、WEBマーケティングの成果となる指標でしょう。コンバージョン率とは、ホームページ(サイト)を訪れた人が実際に商品やサービスを購入したり、会員登録や資料請求を行った人の割合のことです。この比率が高いほど、良いホームページを作ったことになりますし、良い広告を出したことになります。

SEOにしても、ページを見てもらうのが目的ではなく結局のところ購入や請求につなげることが目的なのです。そして、最近では購入につなげるために「WEB接客」という手法まで現れてきています。ページを訪れた人に、実際のお店のような対応をしていくツールです。

このように、WEBマーケティングは進歩をしながらより細かい世界に入っていっています。

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