自分の型にはめようとするコンサルが、企業を「虚弱体質」にする

 

どういうことかというと…目の前の課題を解決することはできてもその型通りのことだけで、応用が効かないのです。もっというと応用を効かす思考と行動が止まってしまうのです。

たとえば、今月の売上をなんとかしようと躍起になって起爆剤のような営業法をとります。

「お客さん、もう今決めてくれないと来月には入荷できませんよ」
「今、契約していただかないとこの価格ではもう無理ですよ」
「特典を受け取れるのは今月末まで」

などと煽り、駆け込み需要を創りだし売上にします。そして、上手く行けば、また来月も売上に困り同じようなことを手を変え、品を変えやるのです。毎月毎月、自社都合で行われるキャンペーン。お客さんも段々と慣れていき、キャンペーンはもう通用しなくなります

これが型通り…の結末です。

これでは、いつまで経っても課題に当たるたびに「それに当てはめる公式は…」なんて探すだけで、自力を養うことになりません。会社としてのたくましさが養われることはありません。型通りにことを進めるのは敷かれたレールに乗って進んでいき「虚弱体質という終着駅に向かっていることになります。

そうして結局また同じことでぶつかり、同じように悩み、同じような手段を取らざるを得ないということを繰り返すのです。そして、お客様からは「あ~またか」と飽きられるか、「また例の売り込みかよ」などと思われるだけなのです。

型はあくまで基本のものであり、応用力を自ら培っていかなければ意味がありません。あなたはコンサルタントの言われるがままその通りに実行しているだけで終わっていませんか?ビジネス本やセミナーで聞いたことをその通りにやるだけで終わっていませんか?

■今日のまとめ

「型通りのことは、あくまで基本的なこと。そこで終わってはダメ」

  • 課題や問題を解決するために必要な力とは?社内で話し合ってみる
  • 話し合ってまとめたこと、あるいは必要な力を得るために計画し実行する

image by: Shutterstock.com

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【著者】 中久保 浩平 【発行周期】 ほぼ週刊

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