ライフスタイルとしてのダイエット
英語では、肉類を食べずに野菜しか食べない人のことをVegetarianと呼びますが、その中で、乳製品や卵まで徹底的に動物性タンパク質を避ける人のことをVeganと呼んでいます。
先週、Vegan Instagramerとして有名なRawvanaが、魚料理らしきものをレストランで食べているところを動画に取られてしまい、大炎上しました(参照:Vegan Instagram influencer with 1.3M followers bust eating fish)。
本人は、Veganを長く続けていたら生理が止まってしまったため、医者に勧められて動物性タンパク質を摂るようになったと弁明をしていますが、スタイルの良いVeganとしてInstagramのフォロワーを増やし、21 Day Raw Challengeというダイエットプログラムを販売しているRawvanaが実はVeganどころかVegetarianですらなかった事実は、彼女の信頼を地に落としてしまいました。
ちなみに、米国では、VegetarianやVeganは単なるダイエット(食事療法)ではなく、ファッションでありカルチャーです。多くの場合、それは「Sustainability(持続可能性)」や左翼文化的思想(マリファナ合法化、中絶合法化、同性結婚合法化、銃規制強化)と連携しており、カルフォルニア州を中心とした米国西海岸カルチャーの中で重要なポジションを占めています。
とは言え、同性愛者と同じく、あくまで少数派なので、そこを誤解しないほうが良いと思います。