なぜ、人気コンサルは日報に「質問を入れろ」と提案するのか?

 

仕事に限らずかも知れませんが、人が成長を重ねるには、インプットしたことをアウトプットすることが大切だ、ということがよく言われます。この言葉だけを見ると、本を読めば良い、とか、情報収集が大切だなんて捉えがちになるかも知れませんが、生の体験や体感こそがそれらに勝るインプットになります(いわゆる一次情報)。そして、その日々の体験や体感をアウトプットすることで成長を感じ取ったり、あるいは、その日の仕事を振り返って不足している部分を見つけ改善や献策に役立てることが出来てきます。そのアウトプットの手助となるのが日報」と考えるようになりました。

当時は、手書きで記入したものを提出してもらっていたのですが、これまでの管理主体の日報ではなく記入する本人が成長を感じ取れたり、改善点や献策を自ら考え、発見し行動できるようにと日報に工夫をいくつか施しました。また、どんな些細なことでも「ありのまま報告したくなるようにはどうすればいいか?」といところも考え工夫してみました。

そのうちの1つが「質問」という項目です。たとえば、「今日1日の中で良くも悪くも一番印象に残っているお客様はどんな人だった?」とか、「なぜそのお客様が印象に残っているのですか?」「特に印象に残ってる会話は?」など、とにかく、義務とか規則、管理や評価などというのとは別の意識を持ってもらう工夫をし、そのシーンを克明に記入し誰が見ても具体的で分かり易い報告をできるようにフォーマット化したのです。

こうして日報をマイナーチェンジしていくと、「こんなこと報告したら怒られるんじゃないか?」とか、「評価に響くんじゃないか?」というように、今までは報告しにくかったこともドンドン報告してくれるようになったので、活きた情報として共有することができるようになり、改善策や献策、もっといえば、戦略的なことも意見交換が活発になるようになりました。そのおかげでお客様への対応力や仕事の段取りの質が明らかに違ってくるようになったのです。

それまでは評価・管理主体のものだったので、日報に商談相手は前向きな感じと書いてあったにも関わらず、いざ同行してみると、実際は随分と商談相手との温度差があった、ということも度々あったのですが、日々の記録がイメージしやすく記入されるようになったので、ありのままの報告となり、細かい応対や次の献策なども自ら考え行動していくという習慣が出来ていきました。さらには2次効果的なものとして、書類での誤字脱字など、小さなミスも減っていきました。

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