どちらも絶対時間で言えば同じ50時間なんですよ。でもそこにどんなメーターを当てはめるのかによって、受け取り方、感じ方が変わってしまうということが起こるのが人間なのです。
これは決して、良い、悪いの問題ではなくて、人間ってそうやって外部世界を評価しているのだということを言っているのです。
で、あれば自らの人生を良きモノにするために、どこにどのようなメーターを配置するのかは非常に大事な話になるはずですし、そもそも自分がどの分野でどんなメーターを持っているのかを把握し、それを他の人と比べて見え方を較正するということをしておかないと、正しい評価なんて出来ないはずなんですよ。
人間一人ひとりがユニークな存在であることの所以は、一人ひとりが装備しているメーターが違うからなんですね。
そして多くの人は、自分の持っているメーターだけが正しくて、それ以外に基準を持つ必要がないと考えているんです。感覚というのは常に相対的なモノなのですから、アジャストしないと、困ったことが起こるんですよ。
仕事、おカネ、家族、休暇、通勤時間、読書、投資、役職、趣味、どんなことにでもメーターが存在していて、そのメーターがあなたの感情を作っているのですから、ここを無防備にしておいてはマズいと思うんですよね。
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