中学生になった息子が「干渉しないで」初めて言われた母の戸惑い

shutterstock_558781594
 

子供が成長するに連れ、親との関係性にも変化が出てくるのは当然のことですが、なかなか受け入れることができない親御さんがいるのも現実です。今回の無料メルマガ『幸せなお母さんになる為の子育て』では、ご主人からも「干渉しすぎではないか」と言われるほどに我が子とべったり過ごしてきたお母さんから届いたお悩みに、著者のパピーいしがみさんが回答しています。

子供の自発と親の関わり

こんばんは。パピーいしがみです。さて、今日のメルマガは「子供の自発と親の関わり」と題しました。

「子育て」を考えた時、多くの方が乳児・幼児・小児…の関わり方をお考えになりますが、子供たちは必ず成長し中学生高校生になって行きます

子供が成長するに従って変化があるのが当然ですが、なかなかそれを受け入れられない方や、子供に変化があっても親の関わり方が上手にできずお悩みになる方もおられます。

今日は、そんな中学生になった息子さんとの接し方で悩んでおられたマルモンさんをご紹介したいと思います。

まずはマルモンさんからのご相談メールにはこのようにありました。

パピー様、この度、勉強を始めさせていただきました。マルモンです。初めてのご相談ですが、よろしくお願いします。

 

私が今、悩んでいる事は、中学1年生になった一人息子の事です。

 

何が起きた…という訳ではないのですが、今まで私の子育てがとても自分本位のものだったので、中学に入ってどんどん変わっていく息子に戸惑っています。

 

息子はもともととても大人しくて、からかわれやすい子でした。

 

幼稚園の時にも、からかいやいじめられることが(私自身が)辛くて、二度転園しています。

 

小学校でも、最初は公立の小学校に入学したのですが、からかいが頻繁にあったので、私立の小学校に転校しました。

 

私立の小学校でも、からかいがあったものの、いじめにまでは行かず、又、先生にお伝えすることで未然に防げてもいましたので何とか過ごすことができました。

 

ですが、パピーさんの勉強を始めてから、簡単に転園や転校を選んでしまった事。これはすべきことではなかったな…と反省しています。

 

又、反省や後悔は他にも数々あって、この子は運動が苦手だから…と決めつけて「苦手な運動をするより勉強を頑張ればいい」と嫌な事から逃げるように教えてきてしまったと思います。

 

そして「勉強だけは…」と私も執着し過ぎてしまい、毎日、子どもと一緒に家庭学習をして、子供の学力も上位をキープさせていました。

 

それを見ていた主人からは「ちょっと干渉し過ぎじゃない?」「もう少し自分で考えさせた方が…」と言われることもありましたが、心配性な私が過保護になり過ぎて、結局、小学校卒業まで子供にべったりになってしまいました。

 

中学になり、学校の方針として“文武両道”を勧める事も有り息子は陸上部を選び、初めてのスポーツと向き合うようになりました。

 

土日は試合がなければお休みの日が多いのですが、毎日授業の後、部活があってとても疲れて帰ってきます。

 

今まで一緒にやっていた家庭学習も「疲れているからムリ」と拒否をするようになり、次第に「自分のやりたいようにやるからほっといて」と言い、今では「あんまり干渉しないでくれる?」と拒絶されるようになってしまいました。

 

直近の成績では、学年で真ん中ぐらいまで落ちてしまい、この先どうなってしまうんだろう?と心配でどうしたらいいのか悩んでいます。

 

今までの私の子どもとの関わり方に問題があったと思うのですが、今後、私はどうしたらよいかお教えいただきたく思います。よろしくお願いします。

print
いま読まれてます

  • 中学生になった息子が「干渉しないで」初めて言われた母の戸惑い
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け