廃止は「否決」
沖縄タイムスによると、16日午後に行なわれた市議会12月定例会最終本会議では、市自治基本条例を廃止する条例について、与党から2名の反対議員が出たことにより、賛成10反対11で「否決」となった。賛成理由として与党は「条例は最高規範ではなく理念条例。条例がなくても、市民中心の市政運営をしている」とし、野党は反対理由として「廃止は行政、市民に混乱を招きかねない」と述べた。廃止の採決には、満席となった傍聴席から拍手が起こったという。
Twitterの声
石垣市の自治基本条例の廃止条例案は否決された。
とりあえず一息ではあるけど、
こう言う無鉄砲な条例案を臆面もなく出せてしまうこんにちの空気感はそのまま残ってる気がする。— わさび屋 (@wasabine) December 16, 2019
石垣市議会は市自治基本条例を廃止するための条例案を否決。全国初の悪しき前例にならずに済んだ。この問題はいまいち分かりにくいが #サキドリちゃん でも詳しく伝えてほしいな https://t.co/dAQUNZ4Yz0
— NECOジョーズ (@neco_johzu) December 16, 2019
>宮良議員 「自治基本条例がなければ市の条例が通らないことがたくさんあるその関連まで議論がなされたのか」
>友寄議員 「細かい影響は全くやっておりませんが、なくてもやっていけるという」
>傍聴する市民 「議会というのはこの程度のものですか。おかしいよ」「市民は何にも知らないよ!」— ニャンコ=ハラゲモフ (@nokoya) December 16, 2019
福元さん「石垣市では今、この条例を根拠に、陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票の実施を求めて住民たちが市を相手に裁判を起こしています。
住民自治基本条例の27条には、「有権者の4分の1の署名をもって市長に対し住民投票の実施を請求することができる」— ニャンコ=ハラゲモフ (@nokoya) December 16, 2019
石垣市自治基本条例廃止案は賛成10・反対11で否決されました。
とりあえずは一安心です。しかしまだ、廃止案上程のきっかけとなった『石垣市平得大俣地域への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票”義務付け裁判』は終わってません。
どうか引き続き気を抜かずに注視して頂けるようお願いします。 https://t.co/d2jWsRz8TE
— 石垣島の平成生まれグループ (@littlemishigaki) December 16, 2019
「石垣市自治基本条例を廃止する条例」が10対11の賛成少数で否決されました。
石垣市民をはじめとする、全国の地方自治を尊重されるみなさまのご支援もあり、否決に至りました。
ありがとうございました❗— 花谷シロー(石垣市議会議員) (@shiro_hanatani) December 16, 2019
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