12月27日から1月5日まで休む人は、9連休にもなる今回の年末年始の大型連休。働き方改革の影響から、休業するという企業も増えてきたように感じる。先日24日に、セブンイレブンとファミリーマートのフランチャイズ加盟店のオーナーらで構成されている「コンビニ加盟店ユニオン」から年末年始休業の営業時間に関する嘆願書が提出されたのも印象的である。
普段通りに利用できない店舗やサービスは、これら一部コンビニの他にもいくつかあるようだ。大晦日やお正月当日に困らないよう、事前にご紹介しよう。
大手メガバンク3社は利用できる?
みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行の大手メガバンク3社は、休日や祝日にも営業しているATMであれば利用可能。しかし、土日祝日扱いになるため、手数料を払うことになるので注意しておきたい。
店舗窓口は、みずほ銀行は2019年12月31日(火)〜2020年1月5日(日)、三菱UFJ銀行は2019年12月31日(火)〜2020年1月5日(日)まで休業。三井住友銀行は、休日営業店舗は12月28日(土)・29日(日)は営業、その他店舗は2019年12月31日(火)〜2020年1月3日(金)まで休業し、1月4日(土)・1月5日(日)は全店で休業する。そのため、今年中に振り込みたい場合は、3社とも12月30日(月)の窓口営業時間中に受け付けを済ませる必要がある。
取引金融機関以外での利用はできる?
2019年12月31日(火)23時52分~2020年1月4日(土)3時50分の間に、全国のATMが一斉にメンテナンスを始める。その関係で、取引金融機関以外での利用ができなくなる。たとえば、みずほ銀行のキャッシュカードを持っている場合、お金の引き出しができるのはみずほ銀行のみになるのだ。
東京メトロ「銀座線」運休
東京メトロ銀座線は、渋谷駅移設に伴う線路切替・ホーム移設工事を実施する関係で、2019年12月28日(土)~2020年1月2日(木)の6日間、渋谷~表参道駅間、青山一丁目~溜池山王駅間を終日運休する。工事期間中は表参道~青山一丁目駅間、溜池山王~浅草駅間で折返し運転を実施するとのこと。その他各線も、終電繰り下げなどダイヤが変更になっている場合もあるため、出掛ける際は確認しておくのがオススメだ。
休業する飲食店は?
「ロイヤルホスト」は大晦日・元旦に203店舗連休、「天丼てんや」は元旦に157店舗休業、「ガスト」「ジョナサン」などのすかいらーくHDは約2700店舗で12月31日18時閉店し、開店は1日正午、「大戸屋」は57店舗が大晦日・元旦の連休、183店舗が元旦休業、「幸楽苑」は全店舗12月31日15時~1月1日終日休業を発表している。その他店舗も休業はなくとも、開店時間の変更などもあるため、チェックしておきたい。
コンビニは?
「パルコ」は全18店舗で元旦休業、「イトーヨーカドー」は5都道府県16店舗が元旦休業、「ヨークマート」は4都道府県35店舗が元旦休業、「セブン–イレブン」は都内の直営約50店舗で元日休業実験を計画、「ローソン」は都心中心に50~100店舗で元日中心に休業実験を計画している。コンビニについては冒頭でも述べたが、「コンビニ加盟店ユニオン」が24日、年末年始休業の営業時間に関する嘆願書が提出したため、さらに休業店舗が増える可能性がある。
JCBトラベルでもサービス停止
JCBトラベルでは、2019年12月31日(火)13時~2020年1月3日(金)15時の間はシステムメンテナンスのため、国内宿泊オンラインおよびJCBプレミアムステイプランオンラインの新規予約・予約確認・取り消しができない。また、2019年12月28日(土)18時~2020年1月4日(土)10時の間はサポートデスクのサービスも停止する。緊急の場合は、宿泊先などに直接連絡を取り、1月4日以降にJCBに連絡をいれる必要があるだろう。
ここで紹介した店舗やサービス以外にも、サービス休止や営業時間の変更があるだろう。年末年始を迎えてから焦らないよう、この1日できちんと把握しておきたい。
source:産経新聞、東京メトロ銀座線、JCBトラベル、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行
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