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会社員だったら即刻クビ。議員続行の河井案里氏に国民は怒りの声

昨年7月の参院選で公職選挙法違反をしたとして事務所に家宅捜索が入った河井案里参院議員。案里氏の公設秘書の男性を、広島地検が17日に任意聴取したと朝日新聞NHK日本経済新聞などが報じた。関係者によると、地検はすでに複数回聴取しており、立件の可否を検討しているとのこと。案里氏の旦那の克行氏は昨年10月末に法相を辞任しているが、夫妻は、議員辞職と自民党離脱は否定している。


公職選挙法違反問題について

案里氏の陣営は、運動員十数人に日当を支払う際、法定上限である1万5000円の倍額にあたる3万円の報酬を支払っていた疑いがある。各運動員名義で日付や名目が異なる領収書を2枚作成するなど、隠蔽工作をしていたとされている。法外な報酬を出したか否かと認識を問われた際、案里氏は「捜査機関に判断していただきたい」と名言を避けた。

「雲隠れ期間」の給与や歳費は返還せず

案里氏は、公職選挙法違反問題が浮上した後、体調不良などを理由に2ヶ月余りにわたり、公の場に姿を見せていなかった。15日の議員宿舎で行われた取材で「説明もないまま国会を休んでいたが、その間の給与や歳費を返還する考えはあるか」と尋ねられたところ、「病気療養をしていた」とし、病気で欠席する議員が他にもいることから「そうした判断をするのはちょっと難しいかなと思っている」と述べた。

「日本を変えたい」

立件された場合の辞職については否定しているが、どのような思いで続けるかという質問には「日本を変えたいから」と答えた。これについて、取材をしていた記者から「政治家として変えるのであれば法律に反するのはもってのほか。今回の件で不正はなかったか」と詰められると、「まだ十分に把握していない」と名言しなかった。また、2ヶ月半経っても説明できていないことから、議員としての責任が果たせていないといった指摘には何も答えなかった。

Twitterの声






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source:朝日新聞NHK日本経済新聞

image by:河井案里公式Facebook

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