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こうして生き延びろ。蔓延する恐怖のウイルスから身を守る方法

終息するどころか、全世界に拡大し続ける新型コロナウイルス。マスクをしたり、手洗いをしたり、予防には気を使っている人は多いと思うが、果たして本当にそれだけで良いのだろうか? ウイルスの広がりが収まるまで待つしか方法はないのだろうか? 国や政府が対策を打ったとしても、やはり最終的には自分の身は自分で守らねばならない。そこで今回、様々な災害時に生き抜く術を伝授してくれたサバイバルマニアのつぼっちさんが、自分でできるウイルス対策を紹介。できることは今すぐ始めるべきだと説いています。

新型肺炎の拡大が止まらない

1月30日、世界保健機関(WHO)は中国の新型コロナウイルスについて、「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。それほど、世界的に新型コロナウイルスが蔓延する可能性があると認めた。現在中国国内の感染者数は2万8000人、死者は563人(02/06時点)に増加している。しかし、実際の感染者と死者数は10倍〜20倍ほどだという推測もある。

いずれにしても、すでに中国は武漢だけではなく、上海、北京などの大きな都市から100人程度の村まで封鎖するように指示をしている。つまりそれだけ、新型コロナウイルスが深刻な感染症だと認識しているからだ。日本でも新型コロナウイルスの感染者が14人になった。このウイルスの特徴として下記が観測されている。

・潜伏期は1日から14日
 ・感染から発症まで人によって異なる。
 ・無症状でも人から人へ感染する。

日本人で感染した人は最長で14日間普通に生活して、いろいろな人と接触しているのだ。感染者と接触した人はまた最長14日多くの人と接触するはずだ。特に日本は人口が都市部に密集しているため、誰でもスーパースプレッダー(1人の人間が多数の人を感染させる事)になりえる可能性があるのだ。

そこで今回はウイルスから身を守るサバイバル術(ウイルス予防方法)を紹介する。

あなたの周りにウイルスは蔓延している

●危険な場所

ウイルス予防のために、まずは危険性がある場所を把握しておく必要がある。今一番危険な場所は「外国人観光客が多くいる場所」だ。以下に一覧を作成したので参考にしていただきたい。

【地域】
・北海道 ・東京 ・大阪 ・京都 ・福岡 ・沖縄

上記に上げた都道府県はもっとも中国人観光客が訪れている。上記にお住まいの方はくれぐれも人混みを避けて頂きたい。

【施設】
・デパート ・コンビニ ・ホテル ・ショッピングモール ・テーマパーク ・温泉施設 ・観光施設 ・駅 ・病院 ・港 ・空港 ・カラオケ ・飲食店 ・室内プール ・病院 ・イベント施設

施設内で気をつけて頂きたいポイントはドアノブ、エレベーターのスイッチ、お手洗い(便座・ウォシュレット)、
ホテルであれば前の客がさわったであろうクローゼット、ネットカフェではブランケットやコップ、観光施設ではスリッパなど。

トイレで手を洗う際はペーパータオルを使って蛇口をあけ水を出し手を洗ってから、新しいペーパータオルで蛇口を包むように閉じる。最後にペーパータオルを捨てることによって素手で蛇口をさらないようにする。

【交通手段】
・電車 ・タクシー ・バス ・船 ・新幹線 ・特急列車 ・飛行機

基本的に乗り物は多くの人が同じ空間を共有するため、感染が一人もいたら濃厚接触となるため感染率が高くなる。
できるだけ、公共交通機関は使用しない。使用する場合は、マスク・ゴーグル・ゴム手袋はもちろんのこと、人が込まない時間帯を選択して使用する。

 

ウイルスから自分の身はこう守れ

ウイルス予防策

1、不要な外出を避ける、なるべく外出しない。感染症のため、人と接触しないのが最も感染確率を下げる。

2、マスク・ゴーグル・ゴム手袋(医療用・なければコンドームで代用可)を装着する。
・マスクは4時間毎交換する。捨てるときは表面をさわらない。
・ゴーグルはできれば、目の周りを完全に覆うタイプものも、なければ花粉症用のメガネが良いでしょう。
・ゴム手袋は医療用の破けにくいものが良いでしょう。キッチン用のゴム手袋でも構いません。これも、12時間ごとに交換して、捨てるときは表面をさわらないように外し、片方をもう片方で包むようにして裏返して捨てる。
・現在マスクは入手困難な状態になっている、マスクが無いときに咳をするときは肘で顔を覆うようにして咳をしてください。こうすることで、手にウイルスが付着することを防ぐのと周りにウイルスを散布するのを防ぐことができる。

・また、マスクをしてメガネをすると曇りやすく、視界が悪くなる。テッシュを鼻に当てて、その上からマスクをすれば曇るのを防ぐことができる。

3、外出時は手洗いを1時間半毎に手洗いをする。
   洗う場所・手のひら ・指先 ・手首 ・顔 ・首を洗う
   しっかり泡を立てて洗うとウイルスが洗い流される確率が高くなる。

4、 感染リスクがある家族とは別々の部屋で生活する。
・感染リスクのある人が使用した食器などは煮沸消毒をすること。煮沸消毒の際は沸点で10分以上行うこと

5、感染者触ったと思われる場所は素手ではさわらない。ゴム手袋を着用するか、ものを使ってさわる。
・特に怖いのはドアノブやスイッチや電車やバスのつり革など。
・家族ならば、リモコン、冷蔵庫の扉、ウォシュレットなど ・おすすめの方法はライターの先端を使ってエレベーターのスイッチなどを押すことだ、押し終わったら火を付けて消毒する事ができる。

6、イソジンでのうがいは平時ではしないほうがよい、喉の免疫も殺菌するため、感染リスクが上がる。

7、なるべく自分の顔をさわらないこと。手についたウイルスが顔をさわることによって顔に付く。手にウイルスがついたとしても、皮膚があるためウイルスが体内に入ることはできないが、粘膜にウイルスが付着すると感染リスクが上がる。目をこすったり、鼻をほじったり、唇を舐めることによってウイルスが粘膜から感染する。

8、一番怖いのは正常化バイアス。一番怖いのは、自分は感染しないと思い込むことである。誰しもが感染するリスクはあるため、決して油断してはいけない。

9、規則正しい生活をし、免疫を高める。
3食しっかり食べ免疫を高める。魚定食はミネラルやビタミンが豊富なため医者からも免疫が高まるとすすめられている。また、運動などによって体温を上げることも大切だ。

10、加湿と除菌スプレー
部屋の中ではなるべく加湿をして湿度を40〜50%維持することによってウイルスの拡散を防ぐことができる。ウイルスに水分が付着し重さで床などに落ちるため飛散するのを防ぐことができる。さらに床や部屋にアルコールを散布し殺菌をするとさらに感染リスクを下げることができる。

最強のウイルス予防方法

私が考える最強のウイルス予防は家に引きこもることつまりは「自己隔離」を行うことだ。新型コロナウイルスは感染症のため他人と接触しなければ感染することはない。そのため本格的なパンデミックの場合、私は誰とも接触せず自宅に備蓄しているに2ヶ月分の食料で自己隔離を行う予定だ。逃げる場合は人口が密集していない場所が良い。海辺や、田舎に疎開していいだろう。

image by:B.Zhou / Shutterstock

つぼっち

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