日本でほとんど報道されぬ米インフルエンザ8000人超死亡の大流行

2020.02.04
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by 編集部サトシュウ
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中国本土で死者数400人、感染者が2万人を超えた新型コロナウイルス。国境封鎖に乗り出した国も出てくるなど、その大きな広がりが世界を揺るがせている。その一方、アメリカでは新型肺炎よりも問題となっているウイルスがある。インフルエンザだ。CNNによると、少なく見積もっても全米で1500万人が感染し、14万人が入院、今シーズンだけで8200人以上の死者を出しているという。インフルエンザは今も猛威を振るっており、感染者数はさらに増える見通しだ。

全米でインフルエンザが大流行

今年のアメリカは過去10年で最悪のインフルエンザシーズンとなっている。特にB型が流行しており、免疫のない小さな子供の犠牲者数が増える傾向にあるという。8200人の死者のうち、少なくとも子どもが54人いるとみられている。

これまでもアメリカでインフルエンザが大流行したことがある。2017~2018年のシーズンには6万1000人が死亡、患者は4500万人に上った。インフルエンザは日常性が高いことから、危険性が過小評価されがちだが、米疾病対策センター(CDC)によると、インフルエンザによる米国内の死者は、年間少なくとも1万2000人に上るとCNNは伝えている。

インフルエンザの流行は11週連続で続いており、今後も数週間は続く見通しで余談を許さない。先月24日、CDCは「国内での新型コロナウイルスの直接的な危険性は低い」と発表したものの、アメリカはインフルエンザと新型肺炎の2つの恐怖にさらされている。

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