NY在住日本人社長が日本人ビジネスマンに問う「ゴールはどこ?」

shutterstock_248799484
 

会議を少なくするための会議がなかなか終わらない、日本のビジネスシーンの“あるある”ですね。メルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』の著者でNY在住20年、『NEW YORK ビズ!』CEOの高橋克明さんは、日本とニューヨークのビジネスマンの一番の違いは、ゴールにフォーカスしているか否かだと語ります。細かい発音や単語にこだわって外国語を学ぶ目的を忘れたり、企画書のクオリティを追求しているうちに商機を逃すなど、ニューヨーカーには見られない価値観のようです。

コンディションとリザルトの相違

日本での講演会や、ニューヨークにいながらにしてZOOMでの日本の人たちへのセミナーを通し、よく聞かれる質問はやはり、ニューヨーカーのビジネスの仕方、ひいては生き方、です。

みなさんすごく謙虚、だな、と思います。ニューヨーカーに、日本のビジネスマンの仕事の仕方をそう聞かれることはない。日本のビジネスマンを見習えよ、と思うことだって多々あるのに、いつだって彼らは自分たちがNo.1だと思っています。逆に日本のビジネスマンは少しでも「ニューヨーク流」のビジネスを参考にしようと、聞いてきます。もし「ニューヨーク流のビジネス」と言うものがこの世に存在するのなら、の話ですが。

もちろん、ニューヨークに比べ日本が劣っているところなんて何一つありません。逆もまた然り。どちらが上、ということもないと思います。ただ、日本の方と話をして、ニューヨーカーと明らかに違う価値観があるなぁと感じることもあります。この20年、その違和感を感じつつも、明確な言葉で説明できませんでした。ニューヨーカーと東京のビジネスマンの一番の大きな違い。それを最近、やっと的確な言葉にできるような気がしています。

それを僕は、勝手に「コンディション(条件)と、リザルト(結果)のディファレンス(相違)(というか、一貫性のなさ)」と僕は呼んでいます。←さっぱりわかんないよね、タイトルだけだと。

要は、何か事業をする中で、日本のビジネスマンは、その過程を驚くほど、重要視されます。重要視どころか、最終的なゴール以上にまったく別の価値観で切り取っていく。対するニューヨーカーは、めんどくさがり屋なのか、わがままなのか、ゴールそれ自体を当然の如くフォーカスしていく。(ここまでの説明でも、まださっぱりですよね、でも)これが僕が個人的に、一番感じる、ニューヨークと日本の違いなんです。

ということで、今からわかりやすい事例で、わかりやすく説明していきます。ただ…僕の(思っている)「わかりやすい例え話」は、うちの奥さんも、うちの社員も「余計、わかりづらい!」と不評です。「例え話で余計、わかりづらくさせるのって、社長くらいなモンです」と言われます。なので、さらにわかりづらくなるかもしれない例え話をひとつ。

例えば、僕は、生まれてから46年間、初対面やそう親しくない人、数回しか会ったことがない人に、次のセリフをよくよく言われます。おそらく数十回言われてきました。「B型で、女兄弟がいる末っ子だよね?」と。これ、本当によく言われます。笑いながら言われます。末っ子で、多分、お姉ちゃんがいるんじゃない?と。

理由は、お調子モノで、自己中心的。こだわりがあって、褒められ好き。甘え上手で、男女に関わらず、包容力のある人が好き。年上に可愛がられるけど、一貫性がない。だから、だそうです。確かに。すべて当たってる。100%的中。一つ残らず、ドンピシャです。

print

  • NY在住日本人社長が日本人ビジネスマンに問う「ゴールはどこ?」
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け