MAG2 NEWS MENU

韓国で新型コロナ感染者7000人越えも減少傾向でピーク過ぎた?

韓国での新型コロナウイルス感染者の数が減少傾向に転じた。韓国の中央防疫対策本部は10日、この日午前0時現在の韓国での感染者数は計7513人だと発表。前日午前0時の時点から131人増えたことになるが、1日当たりの新たな感染者数が100人台になったのは、先月25日以来2週間ぶりとなる。一時は連日400人を超えていただけに、大きく減少したと言えそうだ。

感染者が減少傾向にある韓国

聯合ニュースによると、韓国では女性の感染者が多く、4661人で62.0%を占める。年齢層別にみると20代が2213人で最も多く、全体の29.5%を占める。次いで50代が1416人(18.8%)、40代が1030人(13.7%)となっている。死者は前日午前0時の時点から3人増えて計54人。

韓国は国民が無料で簡単に検査を受けられる態勢の確立に力を入れ、1日に約1万5000回の検査が可能で、これまで全土で19万6000回の検査を無料で実施したという。北部の都市、高陽(コヤン)では、車に乗ったまま検査を受けられるドライブスルー方式の施設まで設置された。

CNNの単独インタビューに応じた韓国の朴凌厚(パクヌンフ)保健福祉相は、「数字を考慮すると、慎重ながらもピークは過ぎたと期待できる」との認識を示し、「検査能力の引き上げは非常に重要だ。そうすれば、ウイルスを持つ人物を特定し、ウイルスを封じ込められる」と語っている。

このまま収束に向かうのか?

韓国国内での感染拡大はピークを過ぎたのか? これまで爆発的に感染者が増加していただけに、1日当たりの新たな感染者数が100人台になったことは朗報と言えそうだ。しかし、まだ予断は許さない。このまま日に日に感染者数が減少していくのかどうか、韓国の状況を見守る必要があるだろう。






※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source:聯合ニュースCNN

image by:  fotografkr / shutterstock

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け