新型コロナに負けない。巣ごもりでも理想の生活を見つける方法

 

なので、僕は、そんな想いを、ひたすらアーカイブしようと想うのです。こんなコロナの世界に直面してしまった人類は、そんな時にどんな想いに至るのか?どんな思考を巡らすのか?どんな行動に出るのか?そんな状況と心境をアーカイブしようと想うのです。

なので、僕は自分の今の想いを文章を書きます。
なので、僕は自分の今の言動を動画に残します。
なので、僕は自分のメッセージをリモートで人に伝えます。
それは、篭ってできるのです。篭ってるからこそできるのです。

実際、オンラインでのリモート講義では、『発展途上人学』ではクロアチアやシンガポール、福岡、静岡、福島の方が参加してくれました。これが従来の対面式なら週日の夜の青山に集える人に限定されていたのです。まさに篭ってリモートでやる講義だから、そんなグローバルな講義が実現できたのです。

また静岡の三島の多数の飲食店を経営するにしはらグループの顧問を昨年からしていたのですが、今までなら定期的に三島に伺ってのミーティングだったので、なかなか時間と機会が限られていました。先方の社員の方も日々の仕事があるのでなかなか対面できる方は限られていました。それが営業休止で社員の方に時間ができ、リモートなのでむしろこの機会に多くの社員の方との勉強会も開催できるようになったのでした。

こんな時だからこそ、今までの知り合いからコロナ後のビジネスを一緒にやりましょうと数件声をかけていただけましたし、週刊プレイボーイで連載している『Moving Movies』という映画対談もリモートでの取材に切り替えて進めています。

僕は、今年の8月で50歳になります。ちょうど東京オリンピックが終わって誕生日でした。なので、それこそ近年考えていた構想では、このオリンピックを境に、50代は日本を出て、ヨーロッパに拠点を移して活動していこう、なんて漠然と、でも屹然と考えていたのでした。

でもそれが、このコロナで霧消しました。

なんか、自分が考えていた近未来の行き方も転換しなければならないと想うと動揺もあります。一方で、今の篭ってリモートで仕事をしている姿は、実は僕がヨーロッパで生活する時にイメージしていたまさにリモート状態とほぼ同じ状況であるのも確かなのです。

篭って作品を創り、
篭って研究し、
篭って、リモートでミーティングし、
篭って、リモートで、講演を行う。

これ、まさに僕がヨーロッパに拠点を移したら日本との関わりをリモートに移管しなければならない、と想ったことの体現でもあるのです。

僕はヨーロッパでの生活を諦めてはいません。将来に伸びたのだと考えています。そしてその伸びた分の今、そんなリモート生活の実験とシミュレーションを期せずして日本で篭ってできてるのかもしれないのです。

やってみてわかりました。リモートで生活できます!仕事もやれそうです!なんだ、そんな準備期間を神様が与えてくれたんだ!って想ってもいます。

こんな風に、このツラツラ書きなぐってきた文章だって後ろ向きなのか前向きなのか、イケイケなのかウジウジしているのか、ふらふら行ったり来たりしている判然としない文章になってしまっています。

でもそんな感情の起伏が激しい文章でいいんだとも、むしろ想ってもいるのです。こんな未曾有の危機的状況に、人は(僕は)冷静な文章なんて書けるわけがないのです。それにそんな感情の起伏こそ、まさにアーカイブする必要があるんだと想うのです。

今は、耐えどきです。そんな時こそ、人は成長するのです。
未来に向けて、篭り続けましょう!
今は、雌伏の時です。
そして、至福の時を待ちましょう。

image by: shutterstock

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