新型コロナに負けない。巣ごもりでも理想の生活を見つける方法

 

つまり、僕はコロナのせいで期せずして篭り続けることを要求されながら、これまた期せずしてアーティストでアーカイブでアミューズメントすると言う、理想の生活を実は実現させてしまっているのです。これは、不思議な感覚です。

でも確かに篭っていると、ストレスが溜まったりもします。

その場合は、外に出て散歩に、時にはランニングに行きます。むしろ運動不足になって肩こりや頭痛がひどくなるので、積極的に毎日散歩の時間を確保するようになりました。これは、僕のライフスタイルにとってはかなり革命的な転換です。

つまりそんな風にルーチンで体を動かすということができていなかったから太っていたのです。これまでだって当然痩せようとは思い、ダイエットに励んだりスポーツジムに通ったこともありますが、でも結局日々の仕事にかまけて、というか気持ちが仕事優先なので、結果ダイエットや運動は気持ちの上で二の次になり、さらに仕事のストレスでバカ喰いをしたりするので、結果体はぶくぶく太り、肩こりも頭痛も老化に重ねてどんどん悪化する一方でした。

しかし、それが篭ることで解消されたのです!

先ほど述べたように、仕事でも移動時間が減ったので、相対的に時間に余裕があります。さらに篭ってるとストレスなわけだから外に出たくなります。この時間と気持ちが合致して、いままでさんざんできなかったルーチン的な散歩やランニングをやることが気持ちの上で一番に位置するようになりました。

さらに篭ってると会食が無くなったので、食事も適量になりました。

さらにさらに普段篭ってる時に飲むのは、もっぱら白湯になりました。外に買い物に行くのが限定されるから、いちいち何か飲み物を買うより白湯が一番お手軽だしお金も節約できるし、なにせ体が身体の中から温まるので、体調にも良いのです。そして普段白湯を飲んでいると、味覚が鋭くなります。些細な味の違いに敏感になるので食事がいつもにまして美味しく感じられるようになりました。

こうして僕が結果的にかなりスリムになりました。一番太っていた3ヶ月前の112キロから105キロへとマイナス7キロです!これは、本当に嬉しいですね。この際、篭りながら健康にスリムな身体を手に入れてしまおう!なんてさらに意気込みも増して行きます。

雌伏して、至福の時を待つ。

というような篭っている日常が、実は自分の理想に近づいているという感覚が芽生えてきているのは、なんかとても不思議なのですが、僕の中で厳然としてあります。

一方で、じゃあそんな理想な暮らしをしているからって感情的にも満たされているかと言われれば、それは全くもって否です。

日々の世界のニュースやSNSの動向を見ると、いちいち落ち込みます。世界はもう二度と以前のようには戻らないんだろうなっていう不安感が日々襲ってきます。さらに自分の稼ぎもあります。どんなに自分が頑張っても、このコロナの経済減退の影響を受けないなんてありえません。特に僕みたいな不要不急なエンターテインメントを生業にしてい身にはダイレクトに響いてきます。今までの暮らしが、急にできなくなるんじゃないかって、日々恐れています。

さらに、自分の周辺の人たちが罹患しないか?そんなことばかり心配になります。

特に高齢で病気を抱えている両親なんて、コロナに罹患してしまったら、直撃してしまうんだろうとかなり危惧していますし、僕が尊敬する昔から大好きなアイドルは、日本人でも海外でも比較的高齢の方々が多いです。残念ながら志村けんさんがお亡くなりになってしまいましたが、もうそんな悲しい別れは起こって欲しくありません。

つまり、やはり精神的にはかなり参っているんだと思います。

それは、仮にどんなに理想的な生活をしていたとしても消え去るものではありません。これは僕だけでなく、読者のみなさんはじめ、まさに世界中の誰もが抱えてしまった不安でしょう。そんな不安に取り囲まれてしまった人類には、もはや理想のサンクチュアリなんて無いのかもしれません。
じゃあ、僕は一体どうすればいいのか?

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